記念事業Memorial

  1. 日本大学藤沢小学校

日本大学藤沢小学校

~「自主性」と「創造性」を育む学びの場~

生物資源科学部のある湘南キャンパスに、平成27(2015)年4月開校した日本大学藤沢小学校。「自主性と創造性の芽を育む」の理念に基づいた初等教育と、その後の中・高・大学までの一貫教育により、知的好奇心を持った21世紀のグローバル社会にふさわしい人材の育成を目指しています。

学校法人日本大学が初めて設置する小学校として、今後の取り組み・成果に大きな期待が寄せられています。

教育の特色

~英語教育・情報教育を重視。生物資源科学部との連携教育も~

国語、算数、体育といった通常の教育に加え、現代社会に不可欠なスキルを養うため「英語」と「情報」の教育にも力を入れています。特に英語は6年次終了までに全員が英検3級レベルに到達することを目標に掲げています。

日本大学ならではの特色としては、生物資源科学部との連携教育があげられます。

同学部の教員を招いての「生命」「環境」「食品」に関する特別授業や実習など、大学の知に触れる機会を数多く設けているほか、学部の実習施設を活用した農場実習、森林実習、臨海実習なども計画されています。

このほか、放課後にグラウンドや図書室、音楽室などを開放し、教員が児童の学びをサポートする「遊学タイム」など、ユニークな活動も実施しています。

一つのクラスを複数の教員チームが担当し、子供たち一人ひとりに目の行き届いた手厚い指導を展開することで、子供たちが「知的好奇心を持って自ら課題に取り組み、新しい道を切り開くことができる」ようサポートしています。

施設概要

住所 神奈川県藤沢市亀井野1866
校地総面積 12,769.39㎡
校舎床面積(体育館含む) 7,219.38㎡
校舎 3階建て。冷暖房完備。全教室電子黒板を設置
1階:校長室、職員室、事務室、保健室などの管理スペース
2階:1年生~3年生の教室。理科室、図書室、パソコン教室、多目的教室、和室(作法室)
3階:4年生~6年生の教室。家庭科室、図工室、音楽室、英語教室、算数教室
定員 1学年72名(男女)、2クラス

日本大学藤沢小学校この1年の歩み

昨年4月に入学した1期生の様子を紹介させていただきます。本校は平成27(2015)年4月に開校し、72名が入学しました。現在、1期生は2年生となり元気に登校しています。学校では学力をつけることが大切です。昨年9月には1回目の実力テスト、10月には算数検定と漢字検定、2月には英検ジュニア、3月には2回目の実力テストを実施して学力を測定しました。

さらに学習については、遅れがちな児童と進んでいる児童がいることを前提として、その両方を支援するために、放課後「どんなんことでも学習に関することは相談してよい」というコーナー「寺子屋」を図書館前ラウンジに設置しました。

学校では学力の育成だけではなく体力、気力等総合的な人間力の育成が重要です。そのために体験を重視した行事として夏休み中に3泊4日の志賀高原山登り(横手山)、また、12月と3月に同じく志賀高原(横手山スキー場)で3泊4日のスキー教室を実施しました。

また、土曜日には特別授業ということで4月と6月には生物資源科学部教授、名誉教授による「生き物の話」、「ウナギの話」、10月は名古屋大学名誉教授よる「算数を勉強すること」、12月は藤沢中央ライオンズクラブ会長による「親子で作るクリスマスのミニュチュアブーケ」、2月には前副学長・生物資源科学部長河野英一先生の「水はどうしてなくならないのか」を実施し、親と子で一緒に学ぶ機会として、多くの保護者にも参加していただきました。

最後に一つ紹介させていただきます。本校の昇降口には学年ごとに異なる6色の児童用下駄箱がありますが、その下駄箱の上の2段は保護者用です。それは「保護者の方はいつでもお出でください。そしてお子様の様子をよく見てください。ともにこの子にとって一番よい教育を作り上げて行きましょう」という本校の姿勢を表しているものです。

(2016年9月30日更新)

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