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日本大学総長
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日本大学のホームページを訪れていただきありがとうございます。
私はこの9月1日から、あたらしく第13代日本大学総長を務めることになった大塚吉兵衛です。私は本学大学院歯学研究科を修了後に歯学部教員となり、その後に歯学部長、副総長を務めこの度の就任となりました。
さて、日本の大学は、希望すればほぼ全員が大学に入れるという「ユニバーサル段階」を迎える一方、社会環境は容赦ない経済のグローバル化が進み、そのことが大学生の就職率の大幅低下をもたらすなど、かつて経験したことのない状況を迎えています。
しかし、日本社会における日本大学の使命はこれまでと変わらない、と考えています。それは、社会に有為な人材を養成して送り出す、ということです。ただ,問題は「社会に有為な人材」の中身は時代によって違うことです。誰もが認めるこの難しい時代に、大学は学生をどのような方針で教育し、社会に送り出すべきなのでしょうか。
大学の教育では、専門と教養が2大テーマです。近年の学問の高度化・細分化によって専門教育に時間が割かれ、1940年代の学制改革による新制大学発足時に導入された教養教育は、次第に軽視される傾向となっていました。しかし近年、教養教育の復権が叫ばれ、国際的にも教養教育が重視されるようになってきました。私も、大学の専門教育はもちろん大事ですが、教養教育はこれまで以上に重視すべきだ、と考えています。
それは、社会に出た後、豊かな教養が、自分とは違う専門分野の人たちと理解しあって一緒に働くための基盤となるからです。このことは社会が複雑化する中で、ますます重要になっています。今の時代、専門以外は分かりません、というのは通用しないのです。豊かな人間性を備えた社会人として成長しましょう。
もう一つは、現代の社会では、求められる専門的な情報や知識、技術などは急激に変化し、大学で学んだ専門知識も短期間で通用しなくなるものが出てくるため、積極的な学び直しを常に継続する必要があります。豊かな教養がこれに対応する基盤にもなるわけです。
日本大学ではこれまで以上に教養教育を充実させようと、学部や専門を問わず、総合大学に通う日大生であれば共通して学ぶべき教養の内容、「共通教養教育プログラム」の作成が検討されています。この共通教育には、国際語である英語を読み、話せる実用的な力を身につけること、さらに大事なのは日本語の論理的な文章が書けるような国語力をもつこと、などをふくむことになります。教育目標の「自主創造」を如何に身につけるかです。
日本大学は14学部86学科,大学院22研究科,11高等学校,6中学校,幼稚園等を擁する大規模総合大学です。本学を志望する皆さんには、どのような専門分野を目指すか、広い選択肢を用意できます。また、学部間の相互履修制度を使って様々な専門や教養教育に触れるなど、大学規模のメリットを活かしていただくことが出来ます。
日本大学は、学ぶ意欲のある若者が自分の能力を鍛え、この困難な時代を切り開いていくのを,全力を挙げて応援いたします。多くの若者が日大で学びたい、そう思わせるような大学にしていきたいと考えています。
平成23年9月1日
日本大学総長![]()
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