本研究室では、ネットワーク化された情報化社会の本質を探究し、実現課題の具体化と、その解決のための研究を行っています。現在のテーマは、下記のように、次世代の安心・安全なネットワーク社会を構築するためのコアとなる「信頼(TRUST)」を中心に、価値評価、情報ガバナンスおよび協力技術の研究等です。
- 情報化社会におけるネットワーク価値評価(KEYWORD; リードの法則、ソーシャル・キャピタル、閾値モデル)
- ITと整合する情報ガバナンス(KEYWORD;デジタル・デバイド、個人情報保護法、著作権管理、P2P)
- ネットワーク社会における協力の技術 (KEYWORD:評判システム,互恵的利他性、社会的ジレンマ、マルチエージェント・システム)
研究手法としては、まづ現在の法律や商習慣などの社会を形成する制度と情報化社会との整合性について調査分析を行います。次に得られた課題に対し、ネットワーク理論、社会心理学、ゲーム理論などをベースにした考察を、日本大学内だけでなくNTTや北海道大学などの他大学・研究機関の各専門家とも行い、導かれる解決案をモデル化し、マルチエージェント・シミュレータやネットワークシミュレータ等により定量的に評価する方法を取ります。さらに、室内に構築した実験プラットフォーム(図参照)を使い、仮想的な人工社会をネット上に構築し、仮説の正当性を実験により検証します。
主な成果としては、「信頼」を工学の対象として取り扱うための手法と、そのためのツールの提供、さらに、情報化社会にむけての制度設計およびシステム設計法の提案などが期待できます。
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実験室の写真
(防音室の前のサーバー群
と実験管理者)
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実験室の機能 |
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