ボルネオ島でエコツーリズム

国際関係学部・生物資源科学部

取り組み・活動
2020年06月08日

国際関係学部の冨岡丈朗准教授のゼミ生で組織する「日大国際たんぽぽ」といえば、国際協力の古手。フィリピンやカンボジアなど途上国に足を運び、その国で買い集めた伝統工芸品を地域イベントなどで販売し、販売利益を支援金に充ててきた。フィリピンで台風被害を受けた地域に漁船用ボートを寄付したり、カンボジアの小学校に給水塔を設置したりと、活動歴にも実績がある。

そんな「たんぽぽ」が生物資源科学部国際地域学科のゼミ生と組んで今回取り組むのは、マレーシアのボルネオ島北西部の寒村振興策である。

題して「サラワクわくわくプロジェクト」。ホームステイを軸にした農村滞在型プロジェクトで、地元で作った籠やコショウの商品化・販売も行う。ただの国際協力で終わるのではなく、それを地域に結びつけようとする取り組みだ現地のマレーシア大学サラワク校と協力する本格派で、しかも3年計画と息が長い。今年はフィージビリティー調査で、来年に商品化プラン、3年目に村内プロジェクトに昇華させるという。