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取り組み・活動
2021年05月12日

理工学部と富里市との連携協定

理工学部と富里市との連携協定

青木義男学部長(右)と五十嵐博文市長

理工学部は2月24日、千葉県富里市との間で地域の課題解決と活性化に向けた「包括連携に関する協定」を締結した。「公共交通」「まちづくり」「デジタル分野」などでの幅広い専門知識や研究で協力し、双方にメリットのある事業創出に寄与していく。

協定締結式には本学から青木義男学部長=写真右、山中晴之事務局長ら7人、市側から五十嵐博文市長=写真左、粕谷幸夫総務部長ら3人が出席。協定書に署名後、五十嵐市長は、
①駅のない富里市にとって公共交通の充実は市民の願い
②徒歩で生活圏が確保できるようなコンパクトシティー化に向け多様な意見が必要――などと指摘。「理工学部の学生、先生方のお力添えを心からお願いしたい」と要請した。

これに対し青木学部長は、学部の「交通システム工学科」「まちづくり工学科」「応用情報工学科」の魅力を示した上で、トヨタ自動車が富士山の裾野につくる未来都市計画に言及。「トヨタに負けない協力体制で、富里市の未来を学生とともに創り上げていきたい」と力強く述べた。

本学は、芸術、危機管理、スポーツ科の3学部が昨年2月に同市と包括連携協定を結び、各種事業を進めている。