新型コロナ ワクチン職域接種
本学でも開始

取り組み・活動
2021年06月21日

本学でも、新型コロナウイルスのワクチン職域接種が令和3年6月21日からお茶の水、芸術学部の2接種会場でいよいよ始まった。新型コロナウイルスの感染拡大防止にかかる社会的要請に応え、早期のワクチン接種を実現し、学生・教職員の健康と安心・安全を守り、キャンパスで学生が充実した生活を送れることを目指す。

それぞれの会場の接種希望者はお茶の水会場が近接の学部(法や経済、歯学部など)の学生、教職員、付属校の教職員等を合わせて約21,000人、芸術学部会場が約3,000人となっており、今後、接種会場を拡大して、その他の学部に対応していく。本学の医、歯、松戸歯、薬学部、日本大学病院の医師や歯科医師、看護師、薬剤師が医療スタッフとして協力、また各学部の職員も配置してオール日大で対応に当たる。

芸術学部会場

芸術学部は江古田キャンパスのA棟を会場に午後1時から開始。接種する学生たちは受付を済ませると、三つに分かれた説明会場で予診票の記入方法等の説明を受けた。その後、問診、さらに接種会場で10ブースに分かれた。1日目の接種者は約240人。接種はスムーズに実施され、学生たちは次々と接種を終えて、待機所に移動。待機場所では、音楽学科学生の演奏で、時間を待つ人を和ませた。

お茶の水会場

お茶の水会場は、理工学部1号館で午後2時から開始。1日目は隣接する歯学部の学生、教職員約500人が接種に臨んだ。受付を済ませ、予診票の確認と問診を終えると、接種会場へ移動し15ブースに分かれて接種した。

各会場学生たちのコメント

ワクチンを打つことで、自分だけでなく周りの人たちにも安心してもらえるので良かった。(大学院芸術学研究科・女性)

すぐには元にもどらないかもしれないけれど、これからのためにワクチン接種を決めた。(芸術4・女性)

注射は全く痛くなかった。接種前は不安だったが、接種したことで解消された。不安な学生もいるかと思うが、接種が進めばそのようなこともなくなると思う。(歯2・男性)

外出もできない状況を過ごした。ワクチン接種が進み、対面授業が多くできるようになるといい。(歯2・女性)

ワクチン接種は広がるけれども、状況が落ち着くまではしっかりと注意をしながら、生活を送りたい(歯4・男性)

多少心配だったが15分経って安心した。接種する方が増えることで、社会や経済の停滞感がなくなればいいと思う。(歯1・男性)

入学して以降、イベントもなく、友達作りもできなかった。接種が広がることで、せめてこれ以降は学部祭やイベントなどが実現できたらよい。(歯3・女性)

今回のワクチン接種推進本部総責任者の髙山忠利専任副学長は「ワクチン接種に対しては抵抗がある学生もいるようですが、若者の感染者を減らしていくためにも接種率を高めていきたいと考えています。本学では医、歯、薬の医療系学部が備わっていますし、今後もワクチン接種を加速させ、特に学生の皆さんには、一日でも早く、学生としての日常生活を取り戻してほしいと考えています」と話している。