大学教育における課題の解決に向けて
「全学FDワークショップ」を開催

69人に修了証を授与

取り組み・活動
2019年11月01日
ワークショップの様子

「大学教育における課題の解決に向けて―教育能力の開発(Faculty development) を企画・運営できる人材の育成―」をテーマに「全学FD(Faculty development)ワークショップ」が日本大学会館大講堂で開催された。

ワークショップは、9月5~6日、9~10日の計2回開催。それぞれ同様の内容で行われ、計69人の各学部教職員が参加した。

21世紀に求められている大学のあるべき姿と本学の動向についての講演、オリエンテーションを経て、参加者たちは複数のグループに分かれ、初年次教育の問題点について討議。解決策をまとめ、発表した。

本学教育憲章に基づいたカリキュラムの作成、初年次教育科目の設定、評価など、教育技法を学び研修を終えた参加者たちは、ファカルティ・ディベロッパー(学部等において、授業改善、カリキュラム改善および組織整備を目的としたFDを企画・実施できる人材)としての活躍が期待される。

全学FD委員会プログラムワーキンググループリーダーの河相安彦・松戸歯学部教授から代表者に「来年はこちら(運営)側に」という言葉と共に修了証が授与され、会場は笑顔に包まれた。