学部での活動

文理学部

文理学部では、平成22(2010)年度から学生発案型授業(プロジェクト教育科目)が企画され、平成25(2013)年度には学生が発案した授業企画を教職員と連携して実現しました。

平成25(2013)年度以降、毎年開講されている学生発案型の授業は、前年度の秋に学生が企画、それを担当できる教員に依頼し、教員が決まった後に教員と学生が授業の進め方や内容について話し合いを重ね、開講されます。

平成26(2014)・27(2015)年度は、「2020年オリンピックの姿」というテーマで複数の教員によるオムニバス形式の授業が行われ、多数の学生が履修しました。

平成28(2016)・29(2017)年度も「恋愛論」など、学生の関心が高そうなアクティブ・ラーニング形式の講義を積極的に発案しています。

平成30(2018)年度はオープン・キャンパス時に、大学生活を人生ゲームに模した企画を行い、参加者からは「楽しく大学生活を知ることができた」、「一番聞きたかった話をここで聞くことができた」などの声を頂きました。

文理学部 文理学部

生産工学部

本学部では、学生FD活動を『学生FD活動推進プロジェクト』と称し、平成27年度に発足、平成28年度より本格的に活動を開始しました。

本学部の学生FDは、FD専門委員会(学部委員会組織)の下部組織として位置づけられ、学生・教員・職員が『三位一体』となって本学部における学びの機会と環境をより活性化するため、学生の視点から「発見」・「発案」・「発信」の三発を活動の柱として取り組んでいます。

平成30年度は、坂本裕菜(応用分子化学科4年)をリーダーに、23名のメンバーで活動を行いました。以下が本年度の主な活動内容になります。
・しゃべり場「他学科って何してる?」の開催(6月)
・教職員対象のFD・SD研修会での活動報告(6月)
・学部長とのランチ懇談会(7月)
・学生FDサミット2018夏(8月)
・新任教員研修会に学生代表で参加(9月)
・教員と合同のファシリテーション研修会に参加(9月)
・桜泉祭での広報活動・意見収集活動(11月)
・学生FD CHAmmiT 2018への参加(12月)
・研修会「3歩先を考えた企画力をつけよう!」の開催(2月)
・学生FDサミット2019春への参加(3月)

桜泉祭での活動や学生FDサミットへの参加は、昨年度から実施している新たな活動です。桜泉祭では、学内外の多くの方々が集まる機会を利用して、教室展示による活動内容紹介により、FD活動や学生FD活動のPR活動を行ったり、街頭インタビューによる意見収集により、日大新聞に掲載された日本大学学修満足度向上調査の掘り下げを行ったりしました。夏に参加した学生FDサミットは、春の開催校である島根県立大学や他大学の皆さんと交流するきっかけとなり、FD活動の繋がりを学外にも持つことができるようになりました。また、例年参加している学生FD CHAmmiTには、学生13名と教職員5名が参加したほか、コアスタッフとして田澤翔生(応用分子化学科2年)、スタッフとして川上礼吾(応用分子化学科2年)が企画段階から携わり、他5名もファシリテーターとして運営に協力しました。

また、単なるイベントの開催や参加に止まらないように、得られた知識や経験は研修会のファシリテーションでグループワークの進行に活用したり、桜泉祭で得られた意見を集約してポスター形式で教職員の方々に教育改善の情報として発信したりしています。ちなみに昨年度は、しゃべり場の成果をまとめて、配布物として学生に学修改善の情報として発信しています。この他にも、活動の告知や報告をポータルサイト、ポスター、学部ホームページ、学部Twitter、学部広報誌「SPRING」を通じて行ったりもしています。

これまでは土台作りとして、しゃべり場や研修会の開催、CHAmmiTへの参加を主な活動にしていましたが、先に書いたような幅広い活動の実行のため、イベントに合わせて不定期で行っていたミーティングを月1回で開催したり、活動の中身を濃くすることを目指し、運営の面で「運営・記録班」「基盤作り班」「広報・宣伝班」と班体制を取り入れ、各メンバーの役割を明確にしたりしました。今後もPDCAサイクルを回しながら、より充実した活動が行えるように頑張っていきます!

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