消化器病センター(消化器内科・消化器外科)

消化器病センターからのお知らせ

消化器病センター概要

日本大学病院では消化器内科と消化器外科が1つの部門である消化器病センターとして日々診療にあたっております。
内科、外科の垣根を越えて、消化器疾患を扱う医師が1つのチームとして診療を行うことで、より合理的で効果的な質の高い医療を目指しております。
外来では3階の3-15から3-22までの診察室が、病棟では10階のA、B両病棟が消化器病センターとして機能し、さらに内視鏡室、超音波室には常時、消化器内科医師が外来、入院患者さんの検査、治療にあたっております。

消化器内科 消化器外科

消化器内科

消化器内科は、消化管グループ、胆膵グループ、肝臓グループの3つグループで構成され、より専門的な診断、治療を行っております。

消化管グループ

胃癌に対する内視鏡切除の権威である後藤田卓志教授を筆頭に、食道・胃・大腸癌に対する内視鏡診断・治療(内視鏡的粘膜下層剥離術)を柱に診療を行っています。その他、消化管癌に対する化学療法、炎症性腸疾患などの難治性良性疾患なども診療しております。また、私たちの持つ高い内視鏡技術を生かして、消化管出血等の急性期疾患に対する最後の砦としての機能も果たしております。

消化管グループ
消化管グループ

胆膵グループ

胆道(胆管、胆嚢)と膵臓疾患の診断、治療を診療ガイドラインにそって専門的に行っています。対象疾患は胆管癌(肝内、肝門部領域、遠位)、胆嚢癌、膵臓癌に加えて十二指腸乳頭部癌などの悪性疾患や、胆嚢結石症、総胆管結石症、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症などの良性疾患、さらに緊急処置が必要な急性胆嚢炎、急性胆管炎も積極的に治療しています。まず外来で行うことのできる血液検査、腹部超音波、CT、MRCP、超音波内視鏡などの画像診断、上部消化管内視鏡を行い、診断に苦慮した場合は入院で超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診や逆行性膵胆管造影(ERCP)による組織検査を行っています。

胆膵グループ
胆膵グループ
超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診

肝臓グループ

びまん性肝疾患として急性肝炎、慢性肝炎(ウィルス性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎、アルコール性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎など)、肝硬変症、門脈圧亢進症やその関連疾患(食道胃静脈瘤、肝性浮腫・胸腹水、肝性脳症など)、さらに腫瘍性疾患として肝細胞癌やその他の良性腫瘍を対象に診療にあたっております。
新病院移転時に超音波センターを設立し、CTやMRIのみならず最先端の超音波機器を設置し、総合的な画像診断により、精密で超早期診断が可能となりました。さらに携帯型超音波装置を用いたベッドサイドエコーや、救急外来診察における検査プランのスマート化、造影超音波を用いた癌治療の治療戦略、早期治療効果判定、合併症の評価も行っています。

肝臓グループ
肝臓グループ

消化器外科

消化器外科は、消化管(食道、胃、小腸、大腸、虫垂、肛門)疾患、肝胆膵疾患(胆嚢、肝臓、膵臓などの良性、悪性疾患)、ヘルニア(鼠径、腹壁など)などの疾患に対して積極的に手術を行っております。また術後の抗がん剤治療など手術とともに化学療法にも力をいれております。
当科の特色は、通常の開腹手術とともに内視鏡外科手術をより積極的に行っており、胃癌や大腸癌などの悪性疾患だけでなく、食道良性疾患、膵臓良性疾患、胆石症、ヘルニア(鼠径、腹壁)、虫垂炎等にも内視鏡手術を導入しております。また2009年より「きずの小さな」単孔式内視鏡外科手術を導入し、現在では胆嚢摘出術、虫垂切除術、また当科の林が本邦で初めて報告した経肛門的単孔式内視鏡手術を行っており良好な成績を収めております。

消化器外科
消化器外科

センター長からの挨拶・特色

センター長からの挨拶・特色

従来、消化器疾患は内科医が診断し、手術が必要な場合は外科医に紹介して治療が行われる流れでした。しかしながら近年、消化器疾患、特に早期の食道・胃・大腸癌や胆道系疾患は内視鏡を使った低侵襲治療が主流となり、内科医と外科医が協力して診療を行う機会が増えてきました。内科と外科が密にコミュニケーションを取ることで1例1例を丁寧に検討した上でベストの治療法を提供することが当然の時代となりました。
内科を受診したらよいのか、外科を受診したらよいのか迷っていたかと思われますが、いずれを受診していただいても内科と外科が協力して診療していますので安心して日本大学病院消化器病センターをご利用していただければ幸いです。

消化器病センター長
日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野教授
後藤田卓志

医師紹介

消化器内科

後藤田 卓志ごとうだ たくじ

職位
教授、消化器病センター長、内視鏡室長
専門分野
消化管疾患・内視鏡診断と治療
疾病認定医
医学博士、厚生労働省臨床修練指導医,日本内科学会認定医・研修指導医,日本胃癌学会(理事),日本消化器病学会専門医・指導医,日本消化器内視鏡学会専門医・指導医,日本消化管学会認定医・指導医,日本ヘリコバクターピロリ学会認定医,埼玉医科大学客員教授(国際医療センター消化器内科),国立大学法人佐賀大学医学系研究科非常勤講師,国立大学法人筑波大学人間総合科学研究科非常勤講師,中華人民解放軍陸軍総医院客員教授,Fellow of American Society of Gastrointestinal Endosc
主な研究業績・著書
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の適応を決める金字塔となる論文を執筆、英語論文は150本以上、現在も多施設前向き共同研究の主導的立場で推進、日本胃癌学会Nishi Memorial Award受賞2回、米国内視鏡学会のAnnula Audiovisual Award受賞2回、日本癌学会奨励賞受賞、日本内科学会指導教官賞受賞
その他
平成7年~平成22年まで国立がん研究センターに在籍、現在では標準治療となったESDの開発者の一人、5つの英文雑誌の編集委員、秋田県由利本荘市・にかほ市と「消化管がん予防・検診・治療学講座」を開設、海外でのESDおよび内視鏡診断における技術指導や講演は100回以上
外来診療スケジュール

小川 眞広おがわ まさひろ

職位
科長・超音波室長・研究助教授
専門分野
肝疾患(肝腫瘍)
疾病認定医
日本内科学会認定医,研修指導医,日本消化器病学会専門医,日本消化器内視鏡学会専門医,日本肝臓学会専門医,日本超音波医学会認定専門医・指導医・幹事,日本消化器がん検診学会認定医・指導医,日本がん検診学会・診断学会認定医・認定医委員長・理事,日本がん治療認定医
主な研究業績・著書
その他
外来診療スケジュール

山雄 健次やまお けんじ

職位
客員教授
専門分野
膵、胆道系疾患の内視鏡診断と内視鏡治療 膵胆道癌の病理 消化器癌の化学療法
疾病認定医
医学博士、日本膵臓学会前理事・名誉会員、日本胆道学会前理事・名誉会員、日本消化器病学会名誉会員・認定医・指導医、日本消化器内視鏡学会名誉会員・認定専門医・指導医、日本超音波学会前評議員・名誉会員・認定医・指導医、日本消化器集団検診学会前評議員・名誉会員、日本臨床細胞診学会評議員、日本消化器画像診断研究会 名誉代表世話人、上海交通大学医学院附属新か医院栄誉教授
主な研究業績・著書
膵臓、胆道疾患、とくに膵胆道癌の内視鏡診断、病理、内視鏡治療・化学療法を専門としている。現在までに190本以上の英語論文を執筆し、膵癌や胆道癌の診療ガイドラインや超音波内視鏡穿刺術ガイドラインなど多くのガイドライン作成に携わっている。内視鏡医学研究振興財団の学術賞を3回受賞。本邦での超音波内視鏡を用いた組織採取や胆道ドレナージなどのパイオニアである。
その他
平成9年から愛知がんセンターに在籍、平成9年より内視鏡部長、平成14年からは消化器内科部長として消化器癌、特に膵胆道癌の診断から治療までを幅広く手掛けてきた。現在も超音波内視鏡手技の普及に努める傍ら、より精度の高い組織診断を目指した内視鏡処置具の開発などにも携わる日本の膵胆道内視鏡を牽引するトップランナーである。
外来診療スケジュール

山本 敏樹やまもと としき

職位
外来医長
専門分野
肝疾患(肝炎ウィルス)
疾病認定医
日本内科学会認定医・総合内科専門医・研修指導医,日本消化器病学会専門医・指導医,日本消化器内視鏡学会専門医・指導医,日本肝臓学会専門医・認定研修指導医,日本超音波医学会認定専門医・指導医
主な研究業績・著書
その他
外来診療スケジュール

池原 久朝いけはら ひさとも

職位
助教
専門分野
消化管内視鏡治療
疾病認定医
日本内科学会認定医,研修指導医、日本消化器病学会専門医,日本消化器内視鏡学会専門医、中華人民解放軍陸軍総医院客員教授
主な研究業績・著書
消化管腫瘍に対する内視鏡診断・治療が主な研究テーマ。早期胃癌に対する内視鏡治療に伴う穿孔と腹膜播種の研究にて学位を取得。英語論文は20本以上。2010年、米国内視鏡学会のAnnual Audiavisual Award受賞。
その他
内視鏡治療の中でも内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を得意としている。特に大腸腫瘍に対するESDを中心に行っている。
外来診療スケジュール

中河原 浩史なかがわら ひろし

職位
病棟医長
専門分野
肝・胆膵疾患
疾病認定医
日本内科学会認定医,研修指導医,日本消化器病学会専門医・指導医,日本消化器内視鏡学会専門医・指導医,日本超音波医学会認定専門医・指導医,日本肝臓学会専門医,日本がん治療認定医機構がん治療認定医,日本消化器がん検診学会認定医
主な研究業績・著書
その他
日本消化器病学会関東支部評議員,日本超音波医学会代議員,日本消化器がん検診学会関東甲信越支部代議員
外来診療スケジュール

草野 央くさの ちか

職位
助教
専門分野
消化管疾患・内視鏡診断と治療 
疾病認定医
日本外科学会認定登録医、日本消化器病学会専門医,日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化管学会暫定認定医・暫定指導医、日本ヘリコバクターピロリ認定医、厚生労働省臨床研修指導者研修終了、医師緩和ケア研修会修了、国立大学法人佐賀大学医学系研究科非常勤講師,医学博士
主な研究業績・著書
消化器疾患に関する英語論文を30本以上執筆。Best Reviewers Award for 2014-Digestive Endoscopy受賞(2014年)
その他
平成18ー22年まで国立がん研究センターに在籍、主に上部消化管内視鏡検査の診断・治療に関して研鑽を積んでいる。現在は主に上部消化管疾患の診断・治療、ピロリ感染疾患を専門に診療を行っている。
外来診療スケジュール

高橋 利実たかはし としみ

職位
助教
専門分野
肝・胆膵疾患
疾病認定医
日本内科学会認定医,研修指導医,日本消化器病学会専門医,日本消化器内視鏡学会専門医
主な研究業績・著書
その他
外来診療スケジュール

今武 和弘いまたけ かずひろ