摂食・嚥下障害看護認定看護師は、摂食・嚥下機能の評価および誤嚥性肺炎・窒息・栄養低下・脱水の予防、ならびに適切かつ安全な摂食・嚥下訓練の選択や実施などの役割を担っています。今回は、看護ケアを提供する際に私が大切にしていることや、ご相談方法などについてお伝えいたします。
【認定看護師として大切にしている事】
「食べる」という行為は、私達の生活においてとても大きな意味を持ちます。飲み込みの障害では、肺炎・窒息・低栄養・脱水など生命の危険に直結することもあります。また、食べる楽しみを失うという生活の質(QOL)を低下させる危険性もあります。
患者さんの「食べたい」という思いに寄り添い、安全かつ楽しく生活できるよう、個々に合わせた食事や栄養摂取のスタイルが確立できるような援助を行いたいと考えています。
【認定看護師による支援をご希望されるとき】
外来や病棟の看護師に直接お声かけください。ご希望日時やご相談内容をお伺いし、改めて担当認定看護師からご連絡させていただきます。
【患者さん・ご家族へのメッセージ】
飲み込みについての不安などがございましたら、お気軽にご相談ください。
摂食・嚥下障害看護認定看護師 福島恵梨香