皮膚・排泄ケア認定看護師の活動
私は今年度から褥瘡管理者として、院内の褥瘡予防のため活動を行っています。
先日褥瘡予防対策のための院内研修を開催いたしました。研修受講者は「褥瘡の発生メカニズムとポジショニング」について講義と演習で学びました。
体圧の変化をモニターで確認し、褥瘡発生の危険性を知ります。
ポジショニングピローベッド上のずれ体験やポジショニングの患者体験の場面では「ずれた姿勢がつらい」「圧分散の必要性がわかった」という意見がきかれ、患者さんが感じる不快感を体感し、スタッフの褥瘡予防への意識変化に繋がりました。
今回の研修を通し、研修受講者が褥瘡予防を今まで以上に意識し、褥瘡を発生させないという患者さんの安全安楽のための看護ケアの提供に繋がると考えます。
皮膚・排泄ケア認定看護師 島児 真奈己