新春所感
日本大学理事長 森 田 賢 治
管理機能充実の年 内外多事多端のうちに新春を迎えました。日本大学は,創立以来110余年,時代の流れに沿った学問分野を有する私立学校として生々発展してまいりました。 しかし,私学は近年多くの課題を抱え,教育・研究機関を取り巻く背景も刻々と変化してきております。 かかる社会状況の中で,日本大学は先年来の未来戦略を実行推進中であり,国際的競争力を備えた教育・研究機関としての基盤を再構築しつつあるところです。今,すべての日本大学関係者がその置かれた立場を深く認識し,課せられた職責以上に大学に対して貢献することが求められています。 まさに,日本大学は草創期・発展期に次ぐ第3の質的充実期にあると思います。しかも,国際化・情報化時代の円熟期にある今日,大学は選ぶ側から選ばれる側に転換されつつあり,入学志願者は自己の目標を確実に実行し得る大学を取捨選択する時代になりました。そのための情報も大学からの提供を待たずして,常にインターネット等を駆使して容易に入手することのできる環境下にあります。 したがって,大学は教育・研究内容を充実し,保有する法人財産を整備するとともに,それらをいつでも公開・開示できるように努めなければなりません。それが内外から評価され,次なる飛躍に繋がるものと確信いたします。 どうぞ,教職員の皆様方におかれましては,社会から十分に評価される教育・研究成果を,そして,その支持基盤たる管理運営機能の充実に精進くださることを期待いたします。 今年は未(ひつじ)年であり,羊腸の曲折に似た教学改革も一筋縄でゆかぬは覚悟するところ,布石を誤らぬよう,ご支援,ご尽力をお願いいたします。 最後に皆様方のご多幸を祈念いたします。 |