NUBICがベトナムでセミナー
−企業家育成に講師派遣
| 国境を越えて産業技術とビジネスへの貢献を目指すNUBICは,3月3日から5日まで本学大学院グローバル・ビジネス研究科(NBS)の教授陣ら6人をハノイ市に派遣し,ベトナムの企業家育成のための国際トレーニング・セミナーを開く。 セミナーは,市場経済への移行過程において解決すべき種々の経営上の問題を抱えるベトナム企業家のニーズに対応し,ケーススタディーを盛り込んだ実践的な内容で展開する。NUBICと財団法人貿易研修センター(IIST)に加え,会場となるベトナム商工会議所が共催。ベトナム企業家のほか,APEC(アジア太平洋経済協力会議)地域代表者,ベトナムのビジネススクール教員,IIST担当者らが多数参加する。 トレーニング効果を高めることを狙ったセミナーのプログラムとして▽ビジネス環境と事業機会の考え方,女性起業家育成▽ビジネスプラン作成,事業立ち上げと成長戦略プロジェクト・マネジメント▽ベンチャー企業の人材育成と組織形態,ビジネス組織団体の活動▽ベンチャー企業の成功例と失敗例,輸出市場戦略,中小企業クラスター▽サプライ・チェイン・マネジメント,IT戦略▽ベトナム教員を対象としたワークショップ―などが検討されている。 今回の試みは,平成12年,日本大学会館で開かれた国際シンポジウム「APEC地域のベンチャービジネスの人材育成」を皮切りに,「APEC地域の起業家育成」(同13年,マニラ),「APEC地域の革新的企業と人材育成」(同14年,日本大学会館)と3年連続で開催したシンポジウムの実績を踏まえている。これによりAPEC各国関係者の間で課題への共通認識が得られ,所期の目的を達したとして,セミナー方式でより具体的,個別的に経営者育成の実践トレーニングを行い,APEC地域の切実な要請にこたえることになった。 シンポジウムを経て個別の国の支援へと踏み出す実践的セミナーの展開は,APEC各国が培った企業家育成のノウハウの移転につながる重要な意義を持つとともに,同事業の中核的役割を果たしてきた本学TLOとNBSの国際的評価を高める機会となる。 本学からの派遣メンバーは次の各氏。 水野満(NBS教授)▽柳下和夫(同教授)▽稲葉守満(法学部教授,NBS兼担教授)▽ダレル・カートライト(NBS助教授))▽マイルズ・ドッド(同客員教授)▽冨田昌業(NUBIC事務長) |