NUBICに科技政策大臣賞


歯科用機器の技術移転
 歯学部が開発し,日本大学国際産業技術・ビジネス育成センター(NUBIC)を通して民間企業に技術移転・製品化した「歯科・頭頸部用小照射野X線CT装置」が,技術移転の成功例として科学技術政策担当大臣賞を受賞,6月8日に国立京都国際会館で開かれた「第2回産学官連携推進会議」の席上,細田博之担当相からNUBICセンター長の瀬在幸安総長に賞状が贈られた。
 産学官連携推進会議は,政府が「科学技術創造立国」をめざす重要な施策として,産学官の連携を一層進めようと各界のリーダーや実務経験者による討議や情報交換のため開かれているもので,今年は7,8の両日開催された。また,今年度から成果を上げた技術移転機関(TLO)や大学,企業などを表彰する制度が設けられ,応募666件の中から12件が初の表彰の対象となった。
 約3年前,歯学部放射線教室の新井嘉則助手(現・松本歯科大学教授)が開発した小型CT装置は,付属歯科病院で臨床応用した後,NUBICを通して医療機器メーカーのモリタ製作所に技術移転し製品化された。X線被ばく量を低く抑えるとともに,立体的な撮影を行って,従来の機器では観察できなかった病変の状況がわかり,歯科診療に大きく貢献している。

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