| 学科増設など4本柱,総合力生かして実現へ
教育に対する社会的なニーズの変化や,情報化の進展,グローバル時代などに対応する通信教育のあり方を検討してきた通信教育部は,総合大学の力を結集して,新たな教育課程の増設や,高齢化社会にマッチした生涯学習センター(仮称)の設置など,わが国を代表する開かれた通信教育システムへ転換する改革案をまとめ,10月21日の常務理事会で了承された。今後各学部に協力を求めて実現を目指していく。
未来戦略推進事業の一環として,同学部の抜本的な改革を3年越しで検討してきた結果まとめたもので@各学部・学科における通信教育課程の増設A生涯学習センター(仮称)の設置Bメディアを利用した教育方法の革新Cコース制の導入―の4つが柱。
このうち各学部での教育課程増設は,既設の法,文理,経済,商の4学部8学科(専攻)に加え,芸術や理工系でも通信教育課程の設置が可能か否かを検討した結果,実験や実習が多い医薬系は全学科,理工系もほとんどの学科では開設できない。しかし,文系の学部ではかなりの学科を開設できるとして,検討をうながすとともに,文理の教育学科,商の会計学科については17年4月の開設をめざしてもらう。
生涯学習センターは,他大学でも社会人を対象に設置しているが,本学では全学的な取り組みで在学生や社会人を対象に,総合大学の機能を生かした内容の有料講座を開設する。通信教育と生涯教育との連携を進めるため,しばらくは通信教育部の一部門として設置する。
メディア利用の教育方法の革新は,「いつでも,どこでも,だれでも,マイペースで学べる」学習環境を構築するため,インターネットを利用したメディア授業を実施するもので,「NUC-Learning」と名付けて来春四月開講を目指して準備を進めている。
コース制の導入は,社会人へより一層の「開かれた」大学とするため,資格取得に係わるコースの開設を進めるもので,すでに今年4月から司書教諭と学芸員のほかTOEFLなど検定資格取得のためのコースを新設しており,今後は社会福祉士コースなども導入していくという。
|