マイヤース教授が講演


「発明は社会発展の源」

 知的財産の創出・活用が重要性を増す中,11月14日生産工学部津田沼校舎で,コロンビア大のロバート・A・マイヤース教授による特別講演「工学部の学生のための知的財産について」が行われた=写真。
 マイヤース教授はグローバル化するビジネス社会に欠かせない特許と特許化に絞って説明。「国の実益のために新発明を秘密にするのは好ましくない」とするアメリカの憲法の考え方を前提に,発明者と社会の特許契約について「新しい発明→発明の特許化と内容開示→政府から発明者への独占権付与A出願から20年間は他者に使わせない」とその仕組みを示し,「発明者の許可がなければ(ライセンスがなければ)その特許を侵害することになる製品またはサービスの製造・販売・使用・輸入が禁止される」とした。
 特許制度の実益については「人は優れた発明をすることによって裕福になり,新発明品は社会に実益をもたらす。他の発明者はこの特許をかわして新発明品を生み出そうとし,社会が発展し続けていく」と特許がもたらす社会発展のメリットを説き,特許を受けるための必要条件として▽発明が実用的▽当たり前でない▽新規性▽実施可能▽特許法の許容範囲内▽完全公開―の6点を挙げた。
 学生・大学院生と,大谷利勝学部長はじめ教職員100人が出席,活発な質問が続いた。

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