学内短信
| ★法学部 | 38組43人が訪れる・無料法律相談会
法学部校友会は同会創立110周年記念事業の一環として6月19日午後2時から同四時まで,千代田区三崎町の法学部3号館で無料法律相談会を開催した。 相談に訪れたのは,近在の夫婦や高齢者らを含む38組43人で,法学部校友会・法曹会所属の弁護士5人が個室で応対した。相談内容は延べ43件で,多かったのは境界を含む土地問題,家庭内暴力,相続の各5件など。相談者の中には,いわゆるマルチ商法などにだまされて悩む法学部学生の姿もあった。 |
| ★文理学部 | 科学実験フェア・10学科 文理学部と世田谷区教育委員会が同区内の小・中学生を対象に毎年夏休みに開いている「科学実験フェア」が7月23日,同学部100周年記念館などで開かれた。体育学科が「あなたの脳は活動しているか」,地理学科が「つくってみよう『私だけの地図』」,物理学科と物理生命システム科学科が「葉っぱの中をのぞいてみよう」,化学科が「いろんな物質のPHを測ってみよう」など,語学系を除く10学科が,それぞれいくつものテーマを用意して,訪れた児童や生徒を実験に誘った。 最初はなんとなく見学していた生徒たちも,教員や学生の巧みな指導に,いつの間にか真剣な表情でいろいろな実験に取り組んでいた=写真。 |
| ★経済学部 | 54企業に140人・合同企業セミナー 16年度の夏季合同企業セミナー(三崎町セミナー)が6月15日,経済学部地下1階学生ホールで開かれた。同学部の来年春卒業予定者で就職先が決まっていない4年生を中心とした学生約140人が,参加した優良企業54社の人事担当者と対面,意中の企業を探した。 セミナーには牧野富夫学部長も姿を見せ,冒頭に「学生たちは真剣に就職先を探している。どうかよろしくお願いします」と参加企業側にあいさつ。待機していた学生が,あらかじめ自己PRなどを記入したシートを手に企業ごとに並んだテーブルに赴き,人事担当者から企業の内容などについて話を聞いた。 |
| ★商学部 | ワークショップ・新宿サテライト
大学院商学研究科ビジネス・コースが7月17,18,24,25日,9月18,19日に東京・新宿サテライトキャンパス教室(新宿野村ビル33階)で,同コース正規生,昼間コース生のほか,一般の聴講者を対象に12回のワークショップを開催した。 総合テーマは「ソリューションとしての事業戦略」。今年度から同研究科の担当教授が初めて講師を務め,「ベンチャー・ビジネスの育成と改革の方向」(福田昌義教授),「情報化社会における生活者の生き方」(児玉充教授),「新しいビジネス・モデルと事業戦略」(高井透教授)など実践的講義が展開された。 |
| ★芸術学部 | ポスター国際シンポ・特別講演も
情報伝達手段が多様化するなかで,時には世界を動かす力を発揮する「ポスター」についての国際シンポジウムが7月9日,ポーランド大使館の協賛で大学院芸術学研究科が主催して,芸術学部江古田校舎で開かれた。 世界的に活躍している3人のグラフィックデザイナーを招いての催しで,まずワルシャワ美術大学のミェチスワフ・ヴァシレフスキ教授が「ポーランド派ポスターの巨匠―ヘンリク・トマシェフスキ教授とその教え子たち」と題して特別講演。 続いて,ヴァシレフスキ教授と武蔵野美大・勝井三雄名誉教授らをパネリストに国際シンポジウムが行われた。 |
| ★国際関係学部 | 中・韓講師が授業・サテライト講座
「この夏,学生と一緒に勉強してみませんか?」―。こんな呼び掛けで,国際関係学部のサテライト講座が,中国・北京大学,韓国・慶煕大学から講師を招いて,7月下旬から8月中旬にかけて学部15号館で開かれた。 北京大学の講師は国際関係学院の范士明副教授。7月29日から8月18日までの土曜,日曜を除く毎日,「中国における人権状況」など15テーマにわたって,中国語(通訳付き)で,90分授業として行われた。 慶煕大学の講師は国際・経済学部の権萬學学部長。7月30日から8月6日にわたって「韓国経済と企業」など12テーマを英語(通訳つき)で,それぞれ2時間ずつ行われた。 |
| ★理工学部 | ナノサイエンス・研究発表会
文部科学省からハイテク・リサーチ・センター整備事業に選定された理工学部の「ナノサイエンス研究プロジェクト」の研究発表会が開6月19日,同学部駿河台校舎1号館CSTホールでかれた。 同研究プロジェクトは「バイオミメティックプロセスによる構造融合化材料の設計と創製」「低次元化合物および人工格子の基礎物性と応用」「微細圧電素子センサーの開発」の3部門で構成,「植物のバイオミネラリゼーションに学ぶ有機・無機ハイブリット材料」「歯科用高分子材料添加・成膜による複合化と高機能化」など17のテーマについて,延べ35人が5年間にわたって研究してきた。 |
| ★生産工学部 | 顕義園訪ねて植樹・幹部研修会 生産工学部の事務局課長補佐以上の研修会が8月25、26の両日、学祖山田顕義伯の出身地である山口県萩市で行われた。大谷利勝学部長はじめ20人が参加。松陰神社や市内の武家屋敷などを視察した。2日目には山田学祖を顕彰する「顕義園」を訪れ、同学部の創立50周年(平成14年)の記念も兼ねて、大谷学部長らがイチイの木を植樹した=写真。 |
| ★工学部 | 「どうなる日本」・教養講座
「新世紀を迎えて」の総合テーマで開催されている工学部の16年度教養講座3回目が6月17日、54号館中講堂で開かれた。この日の講師は数学者・大道芸人として知られるピーター・フランクル氏で、演題は「これからどうなる日本」。 フランクル氏は学部近在の高齢者を中心とした約900人の聴衆を前に、長い日本での生活を披露しながら、「この国には、良いところがたくさんある。考え方次第では、日本はますます良い国になると思うので自信を持つべきだ」などと、時折、ジョークを交えながら話した。 |
| ★医学部 | 海外旅行と健康・公開講座 16年度医学部公開講座の6回目が6月12日、学部記念講堂で開かれ、総合科学研究所・林成之教授が「海外旅行と健康」のテーマで講演した。同教授は過去の海外旅行や海外生活の経験から旅行に絡む医療研究部門として、2年前に日本旅行医学会を組織して研究を続けている。 同教授はまず、海外に出かける前に旅行先の医療事情を調べておくことや、日本の医療事情と異なって医療費支払能力を証明しないと診療してくれない国もあるので、著名なクレジットカードを持つことが基本とし、「旅行先では水道水に微生物が含まれていたり、時差ボケで腸の調子がおかしくなっている場合があるので下痢を起こすことが多い」と初歩的な注意を促した。 |
| ★歯学部 | 最近の歯科診療法・公開講座
「口腔保健と全身の健康シリーズ」の16回目になる歯学部の公開講座(千代田区など後援)が6月26日、歯学部2号館講堂で開かれた。講師は小木曽文内助教授(歯内療法学)、菅野直之助教授(歯周病学)の2人。 小木曽助教授は「歯を長くもたせるための治療法」の題で、最近の歯科診療法の実際について「より自然の歯に近い常態に回復する治療を目指している」と話した。 菅野助教授の演題は「歯みがきで全身の健康を守る」。「いくつかの遺伝子が歯周病の罹患に関係しているとの報告があるが、氷山の一角が分かったにすぎない。口の中のコントロールが全身のコントロールにつながる」などと述べた。 |
| ★松戸歯学部 | 135人が訪れる・進学相談会
今年度の各学部進学相談会のトップを切る松戸歯学部、同付属歯科衛生専門学校の第1回進学相談会が6月26日に同学部で開かれた。学部事務室前のホールを会場に学部6ブース、専門学校2ブースを設置したが、受験生81人、父母54人の計135人という過去5年で最多の参加者があった。 相談に訪れたのは地元千葉県が22人と最も多かったが、愛媛県や鳥取県など遠隔地からの参加者も見られた。参加者は相談会に伴って開かれた講演会で「白い歯はどうやって作るのだろう」(早川徹専任講師)、「脳の局所解剖と機能」(平山晃康教授)を聴講、歯学史資料室、学生LANセンター、電子顕微鏡室などを見学した。 |
| ★生物資源科学部 | 都市の生活と緑・市民講座
平成16年度の生物資源科学部と藤沢市教育委員会共催の春季市民講座が5月末から7月上旬の毎週土曜日に「都市の生活と緑の楽しみ」という統一テーマで開催された。1回目は同学部の吉田博宣教授の「庭園から公園へ|歴史に見る緑のデザイン」。 吉田教授は「昔の『庭』は家に接した平らな土地で仕事場、『園』は植物を育てる生産的な囲まれた土地、『苑』は動物を放し飼いにする広い土地―を、それぞれ指していた。庭園造りは紀元前1500年ごろの古代エジプトで既に行われていた」と「緑の空間づくり」の歴史を概観した。 |
| ★薬学部 | うつ病をテーマに・卒後教育講座 薬学部の卒後教育講座が9月9日、講師に桜ヶ丘記念病院薬剤部長の吉尾隆氏を招いて日本大学会館で開かれた。題は「うつ病」。 吉尾氏は、うつ病の原因として、「患者の性格や家族、職場を含めた環境などとの相互作用が挙げられるが、現在では脳内の生物学的異常―脳内のセロトニンとノルアドレナリンの量が減少することで引き起こされる『疾患』であり、『気持ちの持ち方』の問題ではないことが判明している」とした。 患者には服薬による治療が必要になるが、症状によっては改善効果が現れるまでに1〜4週間と幅がある。抗うつ薬によっては効果より先に副作用が出ることが多いので、患者に対して副作用による服薬の中断がないよう、十分に説明する必要がある、と強調した。 |