日大経済人カレッジ −イラクでの経験語る 支援郡長の番匠氏−  

イラクでの自衛隊の活動振りについて語る支援郡長の番匠氏  日大経済人カレッジ(神谷光徳会長)の定期講演会が5月26日夕、日本大学会館で、会員ら約200人が出席して開かれた。講師は昨年2月に第1次イラク復興支援群長として派遣された陸上幕僚監部の番匠幸一郎氏。「イラクにおける自衛隊の活動について」と題し、現地での3カ月に及ぶ体験を語った。  
 その中で番匠氏は「600人の隊員とサマワに入り、医療、給水、公共施設の復旧・整備を人道支援の3本柱として活動したが、日本の車を見つけると子どもも大人も手を振る。日本に対する期待の大きさを感じた」「イラクの人たちは日本人が好きだということが分かった。日露戦争で頑張った日本人。先の敗戦の廃きょの中から経済大国になった日本はイラクの手本。ODAで建てられた病院がサマワにもあるが、そこで働いていた勤勉で正直な日本人を見ていた」などと語った。  
 隊員たちは復興支援の傍らミニコンサートを開き、ユーフラテス川にこいのぼりを架けるなど、現地の人たちとの交流を深めた。「正直な日本人と一緒に町を再建しよう」という“親日デモ”まで行われ「とても感動した」とも。日なたに100円ライターを置いておくと爆発するほどの暑さの一方、夜は水道が凍るほどの寒さ。飲酒と豚肉を我慢する食生活だったが「貴重な仕事をさせていただいたと感謝している」と話した。


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