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[統治機構]アメリカ合衆国憲法

米国の民主制の生成と切り離せない憲法の展開についての研究書。二編で構成され、第一編ではアメリカ合衆国憲法が起草された当初のアメリカ植民地の政治状況や憲法制定会議で討議された議題を解説。さらにジョン・ロックやモンテスキューなどが提唱した「権力の分散」と「抑制と均衡」の原則がどのように生かされているか、米連邦統治機構が果たして「三権分立制」になっているか、について検討を加えている。第二編は修正憲法条項を含む合衆国憲法の条文について解説。修正や判例による合衆国政治機関の組織、権限などの変遷ぶりが理解できる。

一七八七年に起草され、現存する世界最古の成文憲法であるにもかかわらず、古さを感じさせない合衆国憲法の背景にある憲法条項の修正と、憲法の擁護者として貢献してきた連邦最高裁判所の役割の大きさなどについても論じている。
書籍名 [統治機構]アメリカ合衆国憲法
著者名 法学部教授 阿部竹松・著
月号 2003年春季号 No.95
価格 4,000円(税別)
出版社情報 東京都文京区本郷1-8-1、有信堂高文社