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日本の技

「日本の技」と題し、伝統を明日へつなげる職人たちの創作風景が産経新聞に平成九年一月から翌年の十二月まで二年間連載され、このほど一冊の本にまとめられた。

本書は、昭和三十八年、本学芸術学部写真学科を卒業、産経新聞社写真部に入社した三好英輔カメラマンの写真と小田孝治記者の文。

三好カメラマンは人形や能面などの伝統工芸品から樽、下駄、箒などの日常品までを制作するさまざまな職種の九十七人の職人たちを訪れ、ものづくりの原点を的確なシャッターチャンスで定着させた。写真は顔の表情だけでなく、手に刻まれたしわ、時には足までリアルに激写、伝統を守り伝える職人たちの生きてきた軌跡をリアルに描き出している。 こうした一枚一枚の写真に、日本の心を伝える多くの情報が詰め込まれているのに驚かされる。
書籍名 日本の技
著者名 [文] 小田孝治
[写真] 三好英輔
月号 2001年春季号 No.87
価格 3,200円(税別)
出版社情報 東京都中央区銀座2-6-12、メトロポリタン出版