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ドイツ社会保障の潮流

「社会保障の潮流―ドイツ社会保障の形成過程―」の姉妹編。現代ドイツの社会保障制度が抱える諸問題が考察の対象。社会保障の中核である医療・年金・介護は十九世紀末に原型が作られた「社会保険」で運用されている。しかし、そのシステムが少子・高齢化の急速な進行により大きく揺らいでいる。欧州の中でも、合計特殊出生率の低下傾向が著しいドイツは極めて深刻な事態である。

これはわが国においてもまったく同様に当てはまる。「医療保障の制度改革をはじめとして、年金、介護の分野でも抜本的な改革を推し進めんとしているドイツの事例は、わが国にとっても、課題解決の有益なヒントを与えてくれるはずである」と書いている。本書の目的の一つは、少子・高齢化が急激に進行した前世紀末からの十年間にドイツの社会保障改革がどう進められたか、「その経緯を概観することにある」。
書籍名 ドイツ社会保障の潮流
著者名 経済学部長 小梛治宣・著
月号 2008年冬季号 No.114
価格 5,619円(税別)
出版社情報 東京都文京区本郷3-15-6、朝文社