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ソーシャル・キャピタル―「信頼の絆」で解く現代経済・社会の諸問題

ソーシャル・キャピタルとは、社会における信頼、規範、ネットワークなどのソフトな社会資本を指す概念で、一般には「社会関係資本」と訳される。金銭で測れないため、従来の経済学ではあまり扱われてこなかったが、社会経済のさまざまな問題と密接にかかわっており、また、子どもの教育や地域づくり、人々の健康など、暮らしに直結した広範な分野を扱うことができるため、近年、注目が集まっている。

本書は、ソーシャル・キャピタルの概念や、現代経済・社会の諸問題との関係などを、研究者だけでなく、企業経営者やビジネスマン、政策立案者、ボランティア活動の指導者などの実務家にも分かりやすく解説したもの。ニート化する若者や教育格差、不登校といった教育問題におけるソーシャル・キャピタルの重要性についても述べられており、教育関係者にも役立つ内容となっている。
書籍名 ソーシャル・キャピタル―「信頼の絆」で解く現代経済・社会の諸問題
著者名 法学部教授 稲葉 陽二・著
月号 2007年夏季号 No.112
価格 2,800円(税別)
出版社情報 東京都渋谷区渋谷3-1-1、生産性出版