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世界テロ事典

米国での同時多発テロは、世界秩序に対するイスラム原理主義者の驚くべき挑戦といえる。3000人を超える尊い人命を奪ったばかりでなく、世界経済不況に追い討ちをかけるなど、各方面に深刻な影響を与えた。本書はこうした背景を踏まえ、世界の主要なテロ事件の概要・組織の特長を網羅し、テロとはどういうものか、テロとどう取り組むべきかを示そうとした。

著者は、20世紀に起きた世界の紛争や政変、事件などを10年がかりで収録した「20世紀紛争事典」(三省堂)を出版しているが、本書は主にこのデータに依拠、これに最新情報を加えた。同時テロや炭疸菌事件まで1970年代からの各国でのテロ事件の概要を示した上、タリバン、アルカイダ、オウムなど世界のテロ・武装組織、過激集団の組織の特徴、活動地域、支援状況を分析した資料価値の高い事典だ。
書籍名 世界テロ事典
著者名 法学部教授 浦野 起央・編著
月号 2002年冬季号 No.90
価格 3,000円(税別)
出版社情報 東京都文京区音羽2-2-2、三和書籍