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国際関係導論

浦野起央著「国際関係理論史」(勁草書房)を、海外学術名著の一つとして中国語に翻訳、刊行したもので、現代国際関係理論の基礎とその発展課程が系統立てて論述されている。

著者は、中国の研究者らと学術交流のため10回も中国を訪れているが、本書は、著者が1995年5月、初めて北京大学国際関係系(現国際関係学院)で行って以来の講義を元に書いた。従来、中国では研究業績の導入は少なかったが、現代化の中と本書が中国訳されたことで、新しい理論の論議も盛んになり、また日本人研究者のレベルの高さが中国でも認められ、この分野での日中学術交流がますます盛んになりそう。

著者は、本書の序で「アジアの安全保障と世界平和に関心を持つ読者、特に学生たちに読んでほしい」と述べているが、中国で見ることができない資料も豊富に使われており、多くの中国研究者に役立つに違いない。
書籍名 国際関係導論
著者名 法学部教授 浦野 起央・著
大東文化大助教授 劉 甦朝・訳
月号 2001年春季号 No.87
価格 25元
出版社情報 北京市鼓楼西大街甲158号、中国社会科学出版社