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ユーラシアの大戦略―三つの大陸横断鉄道とユーラシア・ドクトリン

ユーラシア大陸で帯状にヨーロッパまで伸びた新興民主主義国を「自由と繁栄の弧」として、麻生太郎外務大臣(当時)が、日米、日中韓などとともに日本外交の新機軸に挙げたのは記憶に新しい。国際政治学者の著者は、海南島、新疆、チベット高原、モンゴル、ユーラシアの各地を数多く訪ね歩いた。そしてユーラシア大陸を、マルコ・ポーロの往来に特徴付けられる時代、鉄道帝国主義の時代、さらに民主化と資源開発が進むいまを新生ユーラシアの時代と定義。高速鉄道網、高速道路の整備が進むユーラシア世界を将来、激動世界のハートランドと展望する。世界でもっとも広大な大陸を巡るアレクサンダー大王、チンギス・ハンら歴史的英雄の征服に始まりロシア、日本、中国の鉄道建設。その歴史的な争奪戦、攻防の背景にあった政治、経済的な戦略とともに鳥瞰できる構成となっている。

書籍名 ユーラシアの大戦略―三つの大陸横断鉄道とユーラシア・ドクトリン
著者名 名誉教授 浦野起央・著
月号 2008年夏季号 No.116
価格 2,500円(税別)
出版社情報 東京都板橋区前野町4-62-15、時潮社