論理的発想のすすめ―学問の基本スキルを求めて―
本学国際関係学部国際ビジネス情報学科の十人の先生が、文系の学生向けに、「読む」「調査する」「書く」「話す」の四つの基礎的なコミュニケーション上達法を解説したテキスト書である。
本書は、これらの行為が上達しない理由がどこにあるかを指摘。例えば「書く」ことが上達しない一つの理由は簡潔にさえ書けば良い文章になると考えられているが、簡潔さより文章構造がどうなっているかがより重要だとしている。一つひとつの文がどのような順序で書かれているかが問題で、相手に理解してもらえないのは、筆者の思考の順序に読者がついていけないからだと説く。
読者が理解しやすい文章構造は論理的発想から構成し、ピラミッド型にすべきだと結論付けている。学生だけでなく、コミュニケーションの苦手な社会人にも参考になる。
本書は、これらの行為が上達しない理由がどこにあるかを指摘。例えば「書く」ことが上達しない一つの理由は簡潔にさえ書けば良い文章になると考えられているが、簡潔さより文章構造がどうなっているかがより重要だとしている。一つひとつの文がどのような順序で書かれているかが問題で、相手に理解してもらえないのは、筆者の思考の順序に読者がついていけないからだと説く。
読者が理解しやすい文章構造は論理的発想から構成し、ピラミッド型にすべきだと結論付けている。学生だけでなく、コミュニケーションの苦手な社会人にも参考になる。
書籍名 | 論理的発想のすすめ―学問の基本スキルを求めて― |
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著者名 | 国際関係学部国際ビジネス情報学科・編著 |
月号 | 2001年夏季号 No.88 |
価格 | 1,200円(税別) |
出版社情報 | 静岡県三島市文京町2-31-145、日本大学国際関係学部 |