ゴルフクラブ鑑定本
スコアの悪さをクラブのせいにしたがる月イチゴルファーに筆者が断言する。「スコア85以上たたく人はどんなクラブを使っても一緒です」と。こう言われると一読してみたくもなるが、さらに追い討ちをかける。各メーカーのクラブの原価はそう変わりはないそうで「一本数万円だろうと数十万円だろうと一本がざっと言って六千五百円」。
クラブ業界にも多くの常識のウラがある。原価もそうだし、プロは契約メーカーのクラブを使うとは限らない。それらを明らかにすることで、いま常識とされるクラブ選びを否定する。ではどうしたらいいのか。クラブの性能は飛躍的によくなっている現在、「性能の良いクラブ」とは実は「快適にプレーできるクラブ」となる。快適にゴルフをするための一助として三十四のメーカーを一社ずつ十段階で評価したりコンパクトなコメントをつけている。
書籍名 | ゴルフクラブ鑑定本 |
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著者名 | 本間ゴルフ元社員 小松政文・著 |
月号 | 2004年秋季号 No.101 |
価格 | 1,400円(税別) |
出版社情報 | 東京都豊島区池袋2-30-13、東邦出版 |