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音のエンタテインメント 先駆者たちが賭けた夢

オーディオ専門誌「プロサウンド」に連載のインタビュー記事から十人を厳選して編んだ一冊。音の先駆者たちが舞台、放送、レコーディングなどの世界で、どのようにして道を切り開き夢を実現していったのか。業界で知名度の高い十人のプロの「原音」「高忠実度」への飽くなき追求の苦心談を縦糸に、舞台音響家の三好直樹の解説記事を横糸にした本書は世代を超えてオーディオにのめり込む人々の必読書だが、オーディオファンならずとも、一読して、興味津々、時の流れを実感し、懐旧の思いに浸る話題満載の書だ。

巻末に人物紹介付きの人名牽引があり、青山杉作から渡辺暁雄に至る、さまざまな分野のそうそうたる顔ぶれが並ぶ。読者はまさに、この十人の音のプロフェッショナルありて、この人あり、の思いを深くし、手持ちの音響機器やレコード、各種ビデオに再び目が向かうに違いない。

書籍名 音のエンタテインメント 先駆者たちが賭けた夢
著者名 雑誌編集者(校友) 佐藤和明・編著
テクニカルアドバイザー 三好直樹
月号 2006年冬季号 No.106
価格 2,500円(税別)
出版社情報 東京都新宿区早稲田3-16-28、新評論