コンピューターの普及とともに、はんらんする情報をいかに処理するかが現代人の重要な課題。今後、情報教育は商業コースだけでなく、普通科コースや中学校でも「情報」という科目で義務付けられる。ところが、肝心の教材は乏しい。こうした現状を踏まえ、情報処理技能検定試験専門委員でもある著者が、初心者から上級者向けの教材用に分かりやすく書いたパソコン教本3部作だ。

『段階式実践表計算問題』では、ＥＸＣＥＬやＬＯＴＵＳ1－2－3で、基礎編から上級編へと段階を追って表計算をマスターさせるほか、データベースの習得までが到達目標。『ＥＸＣＥＬ演習123』は中学高学年、高校生向け教本で身近な問題を例に、中級までの到達度が目標。『情報処理におけ実践的思考』では、フローチャートを作成して、プログラムを書くことによって物事の道筋を考えさせる最も基本的な教本。