日時: 平成21年11月25日(水)・26日(木)
場所: 日本大学会館2階大講堂及び会議室等 地図
25日(水)
10:00-12:00
ポスターセッション (ポスターは大講堂周辺にパネル展示2日間)
ポスターサイズはA0版です
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13:00 開会
挨拶 日本大学総長
酒井 健夫
来賓挨拶 文部科学省科学技術・学術政策局長
泉 紳一郎
内閣府男女共同参画局長
岡島 敦子
「女性研究者支援モデル育成」事業
13:30 平成19年度採択機関の取組み状況【10機関】 (各10分)
【東京大学、(独)森林総合研究所、(独)産業技術総合研究所、九州大学、
大阪大学、(独)物質・材料研究機構、名古屋大学、神戸大学、千葉大学、広島大学】
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15:45 平成20年度採択機関の取組み状況【13機関】 (各10分)
【東京医科歯科大学、東京工業大学、三重大学、富山大学、島根大学、日本大学、
東海大学、宮崎大学、慶應義塾大学、津田塾大学、新潟大学、静岡大学、金沢大学】
18:30-20:00
懇親会 (大講堂)
26日(木)
9:30 平成21年度採択機関の取組み状況【12機関】(各10分)
【秋田大学、農業・食品産業技術総合研究機構、筑波大学、農業環境技術研究所、佐賀大学、長崎大学、
東邦大学、東京都市大学、山形大学、奈良先端科学技術大学院大学、上智大学、岡山大学】
******************************〔12:00-13:20 休憩〕**********************************
「女性研究者養成システム改革加速」事業
13:20 平成21年度採択機関の取組み状況【5機関】(各10分)
【京都大学、九州大学、東京農工大学、東北大学、北海道大学】
14:30 閉会
閉会の辞 日本大学副総長
大塚 吉兵衛
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14:50 分科会
テーマ1. 今求められる保育 (学内保育・病児保育・学童保育)
テーマ2. 支援から加速、そして今後に向けて
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実施報告
参加総数
372名 (25日:207名/ 26日:165名/
両日とも参加 108名)
講演者の皆様の写真はこちらから
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挨拶 大坪久子 氏 (日本大学大学院総合科学研究科 教授)
この女性研究者支援事業のシンポジウムは今年で3回目になりますが、これまでの合同シンポジウムに比べて周りの状況が大きく変わった年です。新政権によってこの事業が仕分けの対象となり、このままで行けば予算が削られる状況にあること、平成18年度にこの事業がスタートし、採択された10大学が事業を終えて自前で支援室・参画室をスタートさせた最初の年でもあること、そして新たに加速プログラムがスタートしたことがあります。女性研究者支援のこれまでの基盤整備というベクトルに加えてリーダー養成というあらたなベクトルが加えられたということになります。つまり私たちは新しい課題も出てくれば、新しい方向性も出てくるというその節目にいると思います。
そのような年に日本大学で合同シンポジウムを開催することができ、ありがたく思います。
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挨拶 酒井健夫 氏 (日本大学 総長)
本日ここに開催されますシンポジウムは,平成18年度以降に文部科学省科学技術振興調整費で採択された45機関の女性研究者支援モデル育成事業のうち,現在進行中の35機関に発表をいただきます.また,平成21年度から5機関で実施されている女性研究者育成システム改革加速事業についてもご発表をいただきます.このように,女性研究者支援モデル育成という共同の課題に取り組まれている40機関の発表と,それに関心をお持ちのかたがたが一堂に会して意見交換されますことにより,本事業に対する一層の発展が促され,さらに客観的な分析評価が出来るものと考えております.男女共同参画の普及・推進は大きな今日的課題であり,社会のシステムや人々の意識をかえることがこの課題の目的であります.特に女性研究者が活躍できる環境を確保することが目下の懸案であり,少子高齢化が進んだわが国においては,女性が能力を十分に発揮し,社会がそれを活用する必要があります.「男女共同参画なくしてわが国の持続的発展はない」と言われるように,このテーマにつきましては非常に重要な課題だと認識しております.日本大学におきましては,文部科学省科学技術振興調整費の支援により平成20年度から男女共同参画を推進する女性研究者支援モデルの育成に取り組んでおります.女性研究者がその能力を十分に発揮できるように,研究環境の整備や意識改革を実現する支援システムを開発し,全学的かつ全国に発信できればと考えております.一方では本事業が全学的に理解を得ながら,確実に一歩ずつ進展することを強く願っています.
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来賓挨拶 泉紳一郎 氏 (文部科学省科学技術・学術政策局長)
わが国の科学技術を通じた国際競争力の維持などには,
人の力が非常に重要です.
科学技術の人材には,
多様な視点や様々な発想のような多様性が重要ですが,
特に研究者のなかで女性研究者の占
める割合は諸外国と比べて非常に低く,年々伸びているとはいえ,現在研究者全体の
13%です.そういった状況
を改善するために,文部科学省は平成18年度から科学技術振興調整費により
「女性研究者支援モデル育成」を開始すると共に,
今年から「女性研究者養成システム改革加速」
として特に女性研究者の採用割合等の低い分野である理学系,
工学系,農学系の分野で優れた
女性研究者の養成を加速する取り組みを支援しています.
今日はこの事業に取り組んでいる大学および独立行政法人の皆さんに
情報交換をしていただくと共に今後にむけての新しい議論が
なされることを期待しています.
さて,研究者の最終的ゴールの一つとして,ノーベル賞受賞があります.
歴代ノーベル賞受賞者は,約500名おられますが
女性14名が受賞しています.
世界に目を向けますと,女性研究者に対する評価が感じられます.
この二日間の合同シンポジウムで,
科学技術分野においてどのような男女共同参画を実現
していくかご意見を交換していただき,各機関の現状、課題について情報を
共有していただくことで,科学技術分野での女性研究者の活躍促進の重要性に
関する理解と関心を一層深められることを願っています.
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来賓挨拶 岡島敦子 氏 (内閣府男女共同参画局長)
男性も女性も意欲に応じてあらゆる分野で活躍できる男女共同参画社会の実現は,多様な視点を導入し日本の経済社会の活力を保つためにも大変重要な課題でございます.
寿命,教育レベルなどが比較対象となるHDI(Human Development Index)において,日本は世界のベスト10に入ります.一方で,政治分野や企業の中での管理職・専門職の割合,男女の賃金格差を比較したGEM(Gender Empowerment Measure)では日本は57位です.これが表すものは,日本の女性は健康状態や収入も良いし,教育レベルも高いにもかかわらず、その能力や教育投資が社会の中で生かされていないということを示しています.科学技術分野におきましても同様に,男女共同参画の状況,あるいは女性研究者の活躍は先進国と比べると相当低く,1/2や1/3程度の水準になっています.国際競争力の維持・強化する上でも,また多様な視点や発想を取り入れて研究活動を活性化させるという意味でも,さらに女性が活躍するべきだと考えております.女性研究者がなぜ困難である理由の一つとして,出産や育児・介護と研究・仕事との両立が難しいといえます.そのような女性が仕事・研究と出産・育児を両立しながら生き生きと活躍できる社会・仕組みを作ることが日本の発展を考えた上でも必要不可欠となります.
今後も様々な取り組みを皆様と私ども連携、協力しながら推進していきたいと思っているのでよろしくお願いいたします.
(本日11月25日は,女性に対する暴力の撤廃の国際日です.日本では11月に女性に対する
暴力をなくす運動を行っていますが,その最終日となっています.
最終日を記念しまして東京タワーを紫色にライトアップします.
私もパープルのリボンをつけております.)
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閉会の辞 氏 (日本大学 副総長)
皆様大変お忙しい中、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援システム改革プログラム」事業合同シンポジウム「女性研究者支援の新時代を迎えて」にご出席を賜り、誠にありがとうございました。
昨日本日と、全40採択機関の取組みについての情報を御開示いただき、各機関が大変精力的に活動なさっていることに敬意を表するとともに、日本大学と致しましても、女性研究者支援、そして大学の男女共同参画をおし進めて行きたいと、感じ入った次第です。
このプログラムのうち、「女性研究者支援モデル育成」事業は平成18年度より開始し、この事業がきっかけとなって、大学や研究機関の男女共同参画が促進され、意識改革や保育環境などの基盤整備がなされました。また、本日のように各機関が交流してネットワークを作ることができたことは、誠に悦ばしい限りです。一方、新しく今年度から開始しました「女性研究者養成システム改革加速」事業は、各機関により実際的に女性研究者の増加と指導的地位にある女性研究者の育成を行う事業です。これらのプログラムが今後益々発展し、男性も女性も仕事がしやすく、生活もしやすい社会が実現することを願っております。
最後に本シンポジウムの実施にご協力いただきました関係各機関のみなさま、文部科学省・内閣府および科学技術振興機構の皆様に御礼を申しあげます。
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アンケートより
- ポスターセッションについて
- 色々な視点での取組みが分かりやすかった。
- 見やすく配置されており、適宜説明が聞けてよかった。
- 各機関の担当者と直接意見交換できた点。
- 運営上の疑問を解決したり、今後のネットワーク形成ができた。
- DVDの映像を流すことができたこと。
- 映像などの紹介をしていた大学はわかりやすかった。
- 資料を置ける台があるのはよかった。
- 改善点について
- ポスター発表者が他のポスターを見れないので、半分ずつ時間を区切って、交互に発表すればよいのでは。
- 発表を聞いたあと、細かい質問をしたくなるので、ポスターセッションのディスカッションが、プレゼンテーションの後にあると良い。
- 終了した機関についても、その後どのような取組みを継続しているかをテーマとしてポスター発表をしたら良かったと思う。
- 事業終了機関の参加も必要。参加が難しい場合でもJSTまたは文科省から全体の結果をまとめた発表や数字が必要。
- 「女性研究者養成システム改革加速プログラム」採択機関の取り組み状況の報告について気付いた点などご自由にお書きください。
- それぞれの機関で現状をふまえ、特性を生かしたプログラムが推進されているということを学び、今後の取組みの参考になると感じた。
- 女性教員増加の具体的方策が詳しくよく分かった。
- 文科省予算と機関予算の組合せで、女性採用に有効に利用できる点が参考になった。(北大など)
- 年を追うごとに新規採択機関の取組みスピードが上がっていることを実感できた。波及効果があることの証明だと思う。
- 分科会として取り上げてほしいテーマがありましたらお書きください。
- 保育、ITネットワーク作り
- 地域社会との連携。
- 局長らが紹介していた国際比較などを交えたレクチャー会
- 上層部を説得するためのコツなど、成功例(部局別)
- これから男女共同参画事業をスタートさせたいと思っている大学等に対する情報提供、情報交換
- 女性、研究者を大学へ入学させる取組み(小学生からの育成が必要)
- 介護支援
- 持続可能な支援構築の方法(プログラム終了後へのつなぎ方)
- リーダー養成プログラムついて
- PD、任期付教員の支援について
- 男性教員からの意見、意識の変化について
- 女性研究者が社会還元をどの様に果たすか?(特に日本社会の経済成長に対し)
- 小規模、地方大学の取組みについて
- 男性への啓蒙活動について
- 大学院進学促進
- メンター制度について
- 本日の感想などご自由にお書きください。
- 地域差が見えてきた。地域に合った支援策の有効性やアイデアが参考になった。
- 予算の問題でこの事業が縮小されていくことに危惧を覚えます。ぜひ継続を願いたいと思います。
- このような特別プログラムを通して、意識改革が加速され、女性研究者が普通に受け入れられるような状況が出来るよう希望します。
- キャリアカウンセリングは、学部,院生とも必須になってきていると思われる。またSNSなどは、大学内で閉じていては広がらず、人材バンクなども大学単位よりも派遣業などの企業と産学提携をする事も良いだろう。すでにH18に始まり、ideaは出つくした感がある。ここで得られたplanを大学でdefault or essentialに行える様なシステムや財源を全大学に対し、提供していただきたい。
- 採択大学でない大学や、男性の参加が多かったのもよかった。波及効果が出てきたのではないかと感じた。
- 参加者が女性ばかりだったが、男性にこそ参加してもらいたいと思った。男性が参加することによって理解が得られ、事業が進みやすくなるのではないかと思った。
- 終了した機関がどのようにされているのか報告があっても良かったと思います。
- このモデル育成の採択機関でもっと話し込んで、一つのモデルを作り上げることはできないか?
- 常勤職員の出産,育児と研究の両立支援はなされているが、30代のPDには全くなく、常勤研究者になるまでは、実質子供を出産できない状況となっている。特に、子供のいるPDへの研究環境の配慮、サポートが無く、PDとして戦力外と見なされるだけでなく、就職活動にも圧倒的に不利だ。出産・育児期間中のPDの常勤職への採用のバックアップを強くお願いしたい。
- 先生たちががんばってくれたおかげで、今、博士課程へ進学する思いを強くしてます。確実に若手女性研究者は広がる活動だと思います。先生たちの行動を実のある結果となるように自分はこれからがんばります。
- 採択機関が増えたので、他と違う部分を強調するようなプレゼンを希望。今までの成果を有効活用し、地域性,各大学の特徴を生かした活動と成果、ノウハウの活用を望む。長崎大学のプレゼンが印象的。
- お世辞ではなく本当に勉強になりました。こういうことを考えないで来たのが恥ずかしいです。
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シンポジウムでは参加者が大変熱心に議論されており、感銘を受けました。
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現在の取り組み状況がよくわかりましたので、微力ながらできるだけご協力したいと思います。
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有能な方が差別無く、且つ活動しやすい環境を整えることは同じフィールドを持つ者としては当然と心得ておりますが、皆様のご苦労を窺うとまだまだ途上にあることを感じます。
私共にも出来ることがございましたらおっしゃってください。
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全国的に,女子学生・女性教員が最も少ない部類に入る,工学系が今後どうしたらよいのか,色々と勉強させていただきました。
お問い合わせ 女性研究者支援推進ユニット推進コア shien@nihon-u.ac.jp
TEL&FAX: 03-5275-9616