日大で活躍する女性研究者たち

女子こそサイエンス ロールモデルテキストから


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(初回)OGの鏑木(里見)綾さん

Q1 ご出身の学部学科を教えてください
(日本大学 短期大学部 農学科 に進学し、卒業後)日本大学 生物資源科学部 動物資源科学科の3年生に編入しました。
Q2 日本大学に進学された動機・きっかけは?
「高校の時に生きているモノについて勉強してみたい」と思ったのが始まりです。短大からの編入制度があることも知っていたので、はじめから短大卒業後の進路は編入すると決めていました。短大では(2年間だけでしたが)植物について学んだので、編入後は動物について勉強しようと思い動物資源へ編入しました。
Q3 どんな学生生活でしたか?
研究室に所属していたので、授業の時以外は研究室で実験等をして過ごしていました。大学時代は実験動物であるマウスの世話が当番であったため、土日祝祭日に関わらず大学に通っていました。サークルには所属していなかったのですが、研究室で友達や先輩・後輩と楽しく過ごしていました。
Q4 現在はどんなお仕事をされていますか?
日本に11カ所ある公的バンクのうち「東京臍帯血バンク」の保存施設の一つである日本大学医学部にある臍帯血バンクで,移植に使用される臍帯血の保存・検査・登録に関する仕事に関わっています。
Q5 そのお仕事に就かれた動機・きっかけは?
元々は,大学卒業後,実験・研究に関する仕事に就きたいと思いました。当時細胞再生・移植医学部門にいらした,麦島先生(現小児科主任教授)のところで研究補助を探しているとのことで、研究室の先生から紹介され,細胞再生・移植医学で仕事をすることになりました。麦島先生は、日大で臍帯血バンクを立ち上げていて、研究の補助をしていくと共に、臍帯血バンクを公的バンクに認定されるよう審査を受けたり、バンクの運営に関わるようになりました。現在では、東京臍帯血バンクの母体となっている献血供給事業団からの出向という形で、日大に在籍しています。
Q6 やりがいのある仕事ですか?
はい。 実際に保存している臍帯血が白血病などの患者さんへ移植され、その後元気になったという報告を聞くと、誰かを救えるお手伝いができるのだと感じることができます。
Q7 学部で学んだことは、現在のお仕事に生かされていますか?
研究補助に関しては、短大・大学時代に基本的な器具の操作・実験方法等が直接役に立っていたと感じています。臍帯血バンクの仕事に関しては、植物・動物と人の血液とはやはり全く異なっているので直接は関係がないと思いますが、実際に仕事をして始めてわかること、学ぶことが多いです。
Q8 最近ご結婚されたそうですね。おめでとうございます。仕事と家庭生活の両立は大変ですか?
大変ですね・・・ でも職場の人たちの協力もありますし、家庭では主人がサポートしてくれていますので楽しく生活しています。
Q9 将来はこんな風になりたい・したいという希望はありますか?
できれば、このまま仕事をしながら家庭を守っていきたいと思っています。また、男女ともに結婚・子育てがしやすい職場になってくれることを願っています。
Q10 最後に後輩たちにメッセージをどうぞ。
どんな職業でも同じだと思いますが、仕事をする事で初めて経験することや、自分のためになることが多いと思います。仕事でも・家庭でも自分の思い通りにいかないことや辛いことがあると思いますが、私自身はそれをいつか「楽しかった。良い経験になった。」と語れる日が来ると信じています。

どうもありがとうございました。