メンバー

実施体制

落合 豊子

落合 豊子

日本大学医学部 | 皮膚科 | 研究代表者/教授/駿河台日本大学病院皮膚科部長

資源の少ない日本が、世界経済をリードしていくためには、科学技術や人材の開発と有効活用が必須です。特にイノベーション創出には、女性や外国人など多様な人材の活用が重要であると言われています。しかし、日本ではまだ女性の人材の活用が不十分であり、研究者の女性割合をみても13%程度と、先進国中最低の比率です。人材を育成し社会に貢献する大学、特に大規模私立総合大学で理系学部の多い日本大学は、今後理系女子学生を増やし、キャリア教育を更に進め、優れた科学者・技術者等職業人を世に送り出していく必要があります。さらに彼らが社会に出てからも仕事を継続できるように、ライフプラニングや再教育・産後復帰支援を含めた環境整備が重要であると考えます。私たちは男女ともに能力を最大限に発揮できる男女共同参画社会の実現をめざします。本プロジェクトの成果についてはホームページ、成果報告公開シンポジウム、ロールモデル集の作成などで逐次公表、広報する予定です。

野呂 知加子

野呂 知加子

日本大学生産工学部 | 応用分子化学科 | サブリーダー/教授

生産工学部応用分子化学科の野呂知加子(専門は発生生物学・分子細胞生物学)です。本プロジェクトのサブリーダーとして、主に理工系女子学生のキャリア教育と就職力開発を担当、企業等の女性科学技術者と連携し、キャリアウェイ整備に努めて行きます。

平田(河野)典子

平田(河野)典子

日本大学理工学部 | 数学科 | 教授

日本大学理工学部数学科の平田(河野)典子です。本プロジェクトに対する、ささやかなお手伝いをしております。
「数学」という教科は理工系の分野に進むためには必要であると思われているようですが、中学や高校の数学の教科書に実際に載っている内容だけが、いわゆる「数学」であるというわけではありません。様々な形の「数学」の現れかたが世の中にはあります。それらを広く紹介できたら嬉しく思います。
女子学生のみなさまと出会い、共に考えられるような学びの場を作ってゆければ幸いです。

熊谷 日登美

熊谷 日登美

日本大学生物資源科学部 | 生命化学科 食品化学研究室 | 教授

平成20年から3年間続いた文部科学省 振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業では、生物資源科学部はモデル校となり、女子高校生対象の実験セミナー、女子学生や大学院生対象のロールモデル講演会や英文論文作成支援講演会、教員対象の研究費獲得講演会、意識改革講演会など様々な活動を行いました。その成果として、事業期間の3年間で当学部の女性教員の数は倍以上に増えました。
この度、理事長特別研究に採択され、理系全学部、短期大学部にも規模を拡大して、男女共同参画推進事業を実施できることを嬉しく思います。この研究プロジェクトで、ますます本事業を発展させていきたいと願っております。

立川 眞理子

立川 眞理子

日本大学薬学部 | 環境衛生学研究室 | 教授

日本大学理工学部薬学科を卒業して薬学科衛生化学研究室に加えていただき、爾来、水の消毒に関わる種々の塩素剤や酸化剤の研究を、化学的な解析や環境微生物が形成するバイオフィルムへの殺菌作用解析等を通して行ってきました。その間様々な学生と接し、年を経るごとに教育の大切さを強く感じるようになりました。学部教育の周辺やその先の充実を目指した本プロジェクトに参加させていただき、種々の企画の立案・実行と共に再度教育・研究について考える機会を与えられ大変嬉しく思っています。

小林 昭子

小林 昭子

日本大学文理学部 | 化学科 | 教授

東京大学理学部、大学院卒業後、助手、助教授、教授を経て、2006年3月退職、4月より日本大学文理学部教授として現在に至っています。35年ほど前から低次元伝導体、特に金属錯体伝導体を中心とした分子性伝導体、超伝導体の結晶構造と物性の関連を研究し、化学と物理を融合した材料科学、物性科学、構造科学の新領域を開拓してきました。磁性超伝導体や単一分子性金属を開発しました。2001年に実現した単一分子種が集まってできた金属結晶は分子がアルカリ金属のようにふるまうことを実現したものです。

吉垣 純子

吉垣 純子

日本大学松戸歯学部 | 生理学講座 | 教授

松戸歯学部から本プロジェクトに参加させて頂いています。松戸歯学部は女子学生が多く3割を超えるのに比較して、女性教員が少なすぎると常々感じています。女性教員が学部内でキャリアアップしていけるように、より安心して働き続けられる職場にしていくお手伝いができればと思っています。また、歯科医師にとって将来像がなかなか描きにくい世情ですが、女子学生が将来の参考にできるように、活躍している卒業生との橋渡しを同窓会とも協力して行っていきたいと考えています。

関根 智子

日本大学文理学部 | 地理学科 | 教授

ちょっとしたご縁でこのプロジェクトに参加させていただいております。恥ずかしながら、今まで女性のキャリア形成についてほとんど考えたことがありませんでしたので、他学部や付属高校の諸先生方と一緒に研究ができることを楽しみにしながら、とても勉強になっています。私の専門分野である地理情報科学を活かして、地理情報システム(GIS)で女性の社会参加の状況などを地図で可視化し、地域的な差異を明らかにできれば・・・と考えています。

村山 嘉延

日本大学工学部 | 准教授

佐藤 恵

日本大学歯学部 | 生物学教室 | 専任講師

小森谷 友絵

小森谷 友絵

日本大学生産工学部 | 環境安全工学科 | 専任講師

日本大学生産工学部環境安全工学科 専任講師 小森谷友絵です。佐野日本大学高等学校卒業後、日本大学生産工学部工業化学科・同大学工業化学専攻博士前期課程を修了し、生産工学部で副手として採用して頂きました。専門は、生物化学で、抗原抗体反応を利用した臨床検査試薬の開発、微生物の群集解析や利用による廃水処理やバイオエタノール生産などの研究をしています。
キャリアウェイプロジェクトを通じた学部間の連携において、理系だけでなく、経済の中の工学の位置づけを把握することにより、学生の進路への方向付けやキャリア形成ができたらと考え、このプロジェクトに参加させて頂きました。さらに、このキャリアウェイプロジェクトを通して大きな視野で物事を捉えことを身につけ自分自身も成長したいと考えて下ります。

青柳 美輝

青柳 美輝

日本大学理工学部 | 数学科 | 准教授

日本大学に異動してから、ここ数年、女性研究者支援に携わっています。公私ともに多忙な女性研究者が元気にバランス良く活躍できる環境を目指して、また、将来を担う女子学生が充実した生活を送れるよう微力ながらお手伝いさせていただいています。

阿部 仁子

阿部 仁子

日本大学歯学部 | 摂食機能療法学講座 | 助教

日本大学歯学部摂食機能療法学講座の阿部仁子です。私は大学で教員として診療・教育・研究に携わる歯科医師ですが、一般的な歯科治療に加えて様々な全身疾患による「摂食・嚥下」つまり「食べる・飲み込む」という機能に障害を持った患者さんたちへのリハビリテーションを行っています。全国に26校ある歯科大学では唯一、2004年4月から日本大学歯学部でこのような診療を専門とする講座が新規スタートしました。沢山の様々な患者さんと触れ合う中で歯科医療の新しい可能性を模索する日々です。働く女性の1人として、理数系女子学生の皆さんが活き活きとした将来を選択し、歩むことができるようお手伝いできればと思っています。

大山 亜紀子

大山 亜紀子

日本大学工学部 | 建築学科 | 助教

日本大学理工学部建築学科、日本大学大学院理工学研究科博士前期・後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC)、ポストドクター、助手などを経て、現在、日本大学工学部建築学科助教。
大学4年生の夏休みに初めて参加したベトナムでの世界遺産の建築調査をきっかけに、東南アジアの文化や伝統の継承に貢献できるような仕事に携わってゆきたいと考えるようになり、東南アジアを中心としたフィールドで歴史的建造物の調査研究をおこなっています。

三橋 富子

三橋 富子

日本大学短期大学部 | 食物栄養学科 | 教授

私の専門は調理科学です。大学院を卒業後、縁あって本学の食物栄養学科にお世話になってから今日まで教育と研究に努めてまいりました。結婚、出産などを経験しながら学位の取得を目指して研究を継続し、時間はかかりましたが目的を果たしました。大学からは海外派遣研究員としての1年間の米国留学の機会を与えていただき感謝しております。男女共同参画や女性研究者支援モデル育成の話を伺うたびに、女性研究者や高度な技術・学識を持った女性が社会で活躍できる基盤の整備が進んでいるのだなと感じています。本プロジェクトに参加して本学学生の将来に向けた前向きのお手伝いができればと考えています。

吉野(光田) 泰子

吉野(光田) 泰子

日本大学短期大学部 | 建築・生活デザイン学科 | 教授

何よりも教職が好きな私は、壺井 栄著「二十四の瞳」に憧れ、純朴な子供達に囲まれた映画のワンシーンを夢見、大学院理工学研究科在籍時に高校1級免許を取得。結婚、出産、男女別姓問題、育児退職など様々なライフステージを経験し、どうにかM字カーブの谷間をくぐり抜け現在、科研費や理工プロジェクト研究費などの助成により、17年間日中共同研究を遂行中。学部生や院生諸氏を伴い後進を育成しながら教育・研究の醍醐味を味わっています。徹夜明けでもこだわった5色、10品目のお弁当は、息子への罪滅ぼしでもあります。いつも前例がなく、自分で信じた道を真摯な気持ちで歩んでいくうちに、建築学科女性課程博士第1号となり建築系初の女性教授に推挙され、現在、日本建築学会理事を拝命し、いつのまにかパイオニアとなっていました。Where there's a will, there's a way. これが私の信じる道です。

新町 文絵

新町 文絵

日本大学短期大学部 | 生物資源学科 植物機能開発学研究室 | 准教授

私の専門は植物栄養生理学で、重金属や酸性土壌など環境ストレスに対する植物の応答について研究しております。高校・大学時代には、自分が研究者になるとは思ってもみませんでしたが、付属高校から農獣医学部(現・生物資源科学部)さらに大学院へ進学し、学位(博士)を取得した後、公立研究所と他大学のポスドク研究員を経て、短期大学部の教員となるまで、それぞれの進路を選択する際に非常に影響が大きかったのは先生方の助言であったように思います。本プロジェクトを通して、女子学生のキャリア教育のため、卒業生でもある私自身の経験が少しでも活かせたらと思っております。

小瀬古 正徳

小瀬古 正徳

豊山女子中学高等学校 | 校長

西村 明美

西村 明美

日本大学 豊山女子中学校・高等学校 | 数学 | 教員

大野 真紀子

大野 真紀子

日本大学 豊山女子中学校・高等学校 | 理科 | 教員

江黒 俊弘

日本大学校友会本部事務局 | 庶務課 | 課長

萩野 健司

萩野 健司

日本大学生産工学部 | 就職指導課 | 課長

生産工学部就職指導課の萩野と申します、就職の業務に携わり9年目になります。
これまで勤務し、常に心がけてきましたのは、学生や御父母の目線で大学をみると何がどのように映るのか客観的に捕えられ、その上で考え、行動するように努めることでした、これからもこの心構えを忘れずに精進してまいります。
また、就職率100%を目指し課員一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。