第71回全日本大学ボクシング王座決定戦 優勝

去る12月9日(土)、第71回全日本大学ボクシング王座決定戦が開催(茨城県立水戸桜ノ牧高等学校常北校 体育館)され、関東リーグ4連覇および大学王座3連覇中の本学は、関西リーグの覇者・芦屋大学と3年連続で対戦。全日本ランカー8人を擁する布陣で臨んだ本学が、8勝3敗で勝利を収め、見事に全日本大学王座4連覇となる28度目の優勝を飾りました。
また、今大会の最優秀選手に李健太選手(文理・4年)、技能賞には村田昴選手(文理・3年)がそれぞれ選ばれました。

7階級11人 (フライ、バンタム、ライト、ライトウエルター級は2人ずつ出場)が戦う対抗戦の前半は本学のペース。先陣を切ったライトフライ級・松本流星選手(スポーツ科学・1年)がポイント5-0で勝利を収めると、フライ級の飯村樹輝弥選手(スポーツ科学・2年)もポイント勝ち。さらに同じフライ級では、今年の国民体育大会と全日本選手権を制し、関東リーグ戦4年間で20戦20勝の無敗王者・坪井智也主将(商・4年)がポイント勝ち、バンタム級・村田選手はレフェリーストップコンテストで強敵を退け、一気に4連勝としました。しかし、粘りを見せる芦屋大に、バンタム級とライト級で3連敗を喫して接戦になると、チームの緊張が一気に高まりました。
第1試合、松本流星選手の勝利で幸先の良いスタートを切る。

第1試合、松本流星選手の勝利で幸先の良いスタートを切る。

全日本ライトフライ級王者の坪井選手は、在学中の4年間、関東リーグ戦20試合で20連勝という前人未踏の無敗記録を樹立した。

全日本ライトフライ級王者の坪井選手は、在学中の4年間、関東リーグ戦20試合で20連勝という前人未踏の無敗記録を樹立した。

左ストレートを見事にヒットさせる村田選手。大会の技能賞を獲得し、「日頃ご指導、応援して頂いている方々のおかげです」。

左ストレートを見事にヒットさせる村田選手。大会の技能賞を獲得し、「日頃ご指導、応援して頂いている方々のおかげです」。

セコンドからの指示に熱がこもる梅下監督

セコンドからの指示に熱がこもる梅下監督

ここで8番目に登場したライトウエルター級全日本1位の李選手が、圧倒的な強さでポイント勝ちして傾きかけた流れを引き戻すと、続く同級・小濱尚大選手(危機管理・1年)の勝利によりチームの優勝が確定。さらにウェルター級・鈴木稔弘選手(生物資源・3年)と、今年の国民体育大会と全日本選手権の覇者で、昨年のこの大会で最優秀選手に輝いたミドル級・高倉久生選手(文理・4年)も快勝し、大学王座4連覇の偉業を気持ちよく締め括りました。
ポイント勝ちで連敗を止め、笑顔を見せる李選手。「みんなで苦しいことを乗り越えて来ているので、こういう大舞台でも力を発揮できたのだと思います」

ポイント勝ちで連敗を止め、笑顔を見せる李選手。「みんなで苦しいことを乗り越えて来ているので、こういう大舞台でも力を発揮できたのだと思います」

小濱選手の勝利で6勝目となり、大学王座4連覇が決定。

小濱選手の勝利で6勝目となり、大学王座4連覇が決定。

ポイント勝ちを収めた鈴木選手。5人のジャッジが全員30-26をつける圧勝だった。

ポイント勝ちを収めた鈴木選手。5人のジャッジが全員30-26をつける圧勝だった。

「チーム一丸となって優勝できた。応援ありがとうございます」と高倉選手。昨年MVPの実力をいかんなく発揮し、貫禄の勝利を収めた。

「チーム一丸となって優勝できた。応援ありがとうございます」と高倉選手。昨年MVPの実力をいかんなく発揮し、貫禄の勝利を収めた。

試合後のインタビューで、「いつも通り練習でやってきたことを、選手たちがリング上でしっかり表現してくれたのと、大きな応援が勝因だと思います」とほっとした表情で答える梅下新介監督。「来年の関東リーグの第1戦に向けて、またチーム作りに頑張ります」と早くも関東リーグ5連覇、大学王座5連覇へ向けて決意を新たにしていました。

また坪井主将は、「4年間、監督やスタッフ、そしてOBの方々にとてもお世話になってきました。それを4連覇という形で恩返しできたことが何よりうれしいです」と笑顔で語り、今大会の勝因を問われると「練習の厳しさはもちろん、合宿所生活から培ってきた絆というか、団結力ですね」。そして「いつも通り、合宿所生活も練習もきっちりしていけば、5連覇は問題ないと思っているので、後輩たちには頑張ってほしい」とエールを贈っていました。

坪井選手、李選手、高倉選手ら4年生が卒業しても、「自分たちが最上級生としてチームを引っ張り、先輩方の跡を継いでいきたい」と抱負を述べる村田選手、鈴木選手ら上級生に加え、実力のある下級生たちが揃うボクシング部。その黄金期はまだまだ続くと期待されます。
試合後の表彰式

試合後の表彰式

部員たちが梅下監督を胴上げ

部員たちが梅下監督を胴上げ