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平成28年度 東都大学野球秋季リーグ戦 優勝

平成28年度東都大学野球 秋季リーグ戦
12年ぶり23回目優勝

10月25日(火)、神宮球場で行われた東都大学野球1部の秋季リーグ戦で、本学は2位・東洋大に逆転サヨナラ勝ちを収め、平成16年春季リーグ以来、12年25季ぶりとなる23回目の優勝を決めました。
本学で行われた優勝記者会見のあと、仲村恒一監督、小保根誠主将、京田陽太選手にお話を伺いました。

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。

仲村 ありがとうございます。うれしいのはもちろんですが、長い間なかなか成果をあげることができず、学校関係者やご支援頂いている方々にご迷惑をお掛けしていましたので、優勝できて正直ホッとしました。
突出した選手がいるわけではない中、本当に選手たちが頑張ってくれました。約150名の部員全員の力でこのチームができあがっていると思っていますので、彼らに感謝の気持ちでいっぱいです。

小保根主将

京田選手

小保根 勝った瞬間は「やっときまった」という感じでした。仲村監督から「あたりまえのことをあたりまえにやるのが一番難しい」と言われてきた中で、一塁までの全力疾走や試合中の声出しなどを全員でやってきたことが、優勝につながったのだと思っています。

京田 優勝できたことは、自分のドラフト指名よりもうれしいです。春から仲村監督を胴上げするのを目標にやってきたので、この秋にそれを実現できて良かったと思います。

――2部降格などの経験もされて苦しいことが多かったのでは?

仲村 2部のシーズンが長くて、責任の重さと期待に応えられないプレッシャーもありました。しかし、基礎からチームを作っていくことで、遠回りをしてしまいましたが、こういう結果を残せて良かったと思います。
ここにいるメンバーだけでなく、結果がでずに苦しんだ時期の学生たち、メンバーたちの努力も、一つずつ積み重なってつながってくれたのだと思うので、感謝しています。

――今シーズンは接戦が続きましたが、今日も接戦になりました。

仲村 初回に先制される苦しい展開でしたが、選手には何しろ我慢しろと言っていました。後半に必ずチャンスが来るからとにかく粘り強くプレーしようと。終盤に東、木村という主戦の投手を投げさせたのも、ベンチとして最後まであきらめないという姿勢を見せて士気を高めたかったからです。投手を中心に守備でもしっかりとできることをやってきたのが、8回9回の反撃に結びついたのだと思います。

――最後の攻撃は見事でした。

仲村 選手層の厚さも意識してチームを作っていますし、代打なども、そのとき状態のいい選手を出すという考えでいます。しかし、(サヨナラ打を放った)長沢は前の打席で結果が出ていませんでしたが、彼は下級生ながらチームを背負ってきてくれた選手ですから変えるつもりもなく、「まかせるから、自分の打撃を信じて行って来い」と言って送り出しました。よく打ってくれたと思います。

――優勝が決まって、小保根主将と京田選手は抱き合っていましたね。

優勝を決め歓喜の声を上げる選手たち

小保根 京田は、チームの「スピード&パッション」というモットーを象徴する選手で、一番前に立って一生懸命頑張っていましたので、京田が泣いている姿を見て「よう頑張ったな」という気持ちでした。

京田 小保根がいなかったら今の自分はないと思いますし、4年生の周りの力があったからこそここまでこれたと思うので、サヨナラが決まった瞬間にこれまでつらかったこと…春に最下位争いになったことやそれを乗り越えたことなどがこみあげてきて、抱きあいました(笑)。

仲村 小保根は主将としていやなことも引き受けて4年生をまとめ、下級生を引っ張ってチームをまとめてくれましたし、プレーヤーの中心選手として京田も、自分のことだけでなく一緒になってやってくれました。二人はもちろん、4年生・3年生たちが試合に出ているいないにかかわらず、チームをまとめてくれことが成果に現れたのでとても感謝しています。

小保根 京田は先頭に立って行動で見せてくれていましたが、僕はそれができないので、けっこう口うるさく言いました(笑)。

京田 小保根は、自分が見渡せないところまでしっかり見てくれていたので助かりましたし、プレーに集中できるようになりました。

花束を受け取る仲村監督

――「あたりまえのことをやる」という取り組みをはじめる契機は?

仲村 就任後3シーズンして1部に復帰したとき、正直「なんで勝てたのだろう」と実感がありませんでした。でも2シーズンで降格してしまい、実力がついていないんだというのを実感したんです。その時にもう1回、チームを1から作り直そうと考えて、選手の生活習慣から変えていこうと取り組み始めました。その時に入学してきたのが今の4年生だったんです。1年生の時から新しい考え方で育ててきたので、この2世代のうちに結果が出せなかったら私の力不足だと認めざるをえないところでした。

小保根 1年生の頃から「あたりまえのことを全力でやる」というのを実践してきて、それが自分の代で結果となって出たのでとてもうれしいです。

京田 チームとして決めたことを全員でやろうということができました。バッテリーを中心に守備からリズムがつくれたことが、いい結果につながったのだと思います。

――春季リーグは優勝候補と言われながら結果が出ませんでした。

仲村 去年、2部で優勝した勢いで秋も2位になったので、慢心があったのかなと思います。ですから、春が終わったあともう一度全部やり直してきました。

――今シーズン、ポイントとなった試合は?

小保根主将、仲村監督、京田選手

仲村 終盤の亜細亜大学戦もありますが、私は専修大学との1回戦だと思います。9回2死から2点を取って逆転したあと、裏に2点取られてサヨナラ負け。あの後の試合で、ガタガタっといかずに持ちこたえたことで、チーム力がついてきたなと感じました。選手たちも「やってきたことをもう一度やろう」と切り替えていましたね。

――次の目標は大学日本一ですね。

京田 もう一度、神宮で仲村監督を胴上げできるように頑張っていきます。

仲村 お祭りで終わらせることなく、改めて気を引き締めてチーム力を上げる練習をして、勝ちにいきたいと思っています。
今回の優勝もこれがゴールではなく、日大野球部はこれからも歴史のページを作っていかねばならないと思いますので、これに慢心・過信することなく、2部の苦しかった時代のことを忘れずにやっていきたいと思います。

――ロッカールームで京田選手からウイニングボールをもらいましたね。

仲村 亜細亜大学から勝ち点を挙げたのも2004年以来で、その時にもらったのに続いて2つめですが、やはりうれしかったです(笑)。そういうところに気付くのも京田らしいですね。

――改めて、おめでとうございました。

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