会長挨拶
日本大学校友会は会則の第2条に「校友会は、会員相互の親睦と福利増進を図り、自立・自助の精神に則り学校法人日本大学との共生組織体としての機能を発揮し、母校の興隆発展に寄与することを目的とする」と掲げております。本校友会はこの目的を念頭に活動を行っております。
令和5年6月の会長就任以来、私は運営上の三原則を掲げてまいりました。一つ目に「透明性のある校友会運営の推進」、二つ目に「校友会組織のスリム化」、三つ目に「女性役員の積極的な登用」です。そして、これからの校友会ビジョンとして「世代や地域を超えた会員相互の絆を深め、頼りがいのある校友会の実現」を掲げることにいたしました。
校友会の目的の下、校友会活動を活発に進めて行くためには、将来の会員数の確保や地方支部の運営を活性化することが重要であります。また、全国的に若い世代の会員数の低迷や地方支部の存続が切実な課題となっていることから、新しい企画や施策による若い世代の会員拡充への取り組みが必要とされています。これからは、自立・自助の精神に則り、会員による参加型の運営を行いながら新しい財政基盤の確立に努め、学生支援をはじめとした母校の興隆発展のために頼りがいのある校友会の実現を目指していきたいと考えております。全国の校友の皆様には、校友会の趣旨や目的にご賛同いただき、より多くの方々に正会員としてご参加いただくようご協力をお願いする所存です。
日本でも有数の卒業生数を誇る日本大学は、全国各地で多種多様の校友が互いに助け合いながら活躍されております。日頃のご支援に敬意を表すると共に、会員の皆様をはじめ、校友の皆様の益々のご活躍とご発展を祈念しております。
日本大学校友会 会長 大谷 喜一