田中英壽前理事長が所得税法違反の罪に問われていた事件について、本日、東京地方裁判所において、懲役1年、執行猶予3年、罰金1300万円の有罪判決が出ました。公共性の高い学校法人の理事長として、在職中に引き起した決して許すことのできない行為であり、極めて遺憾です。

　今回の一連の事案は、本法人の信頼を揺るがす大きな問題であり、学生・生徒等、保護者、卒業生、教職員等、本法人ステークホルダー並びに監督官庁の皆様に、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしていることを深くお詫びいたします。

　現在、本法人では、第三者委員会を設置し、本件を含む一連の事案にかかる事実関係の調査、原因の分析及び再発防止策の策定への提言等を依頼しております。また、日本大学再生会議を設置して、法人のガバナンス体制の在り方を見直し、効率的かつ透明性を有する法人組織の構築に向けての検討を行っています。
 
　本法人は、今後示される第三者委員会の調査結果報告、日本大学再生会議の答申等を踏まえてガバナンス改革等を進め、関係者の皆様の信頼回復に向けて、誠心誠意努力してまいります。