医学部附属看護専門学校
医学部附属看護専門学校の令和4年度戴帽式が4月23日、同学部記念講堂で行われた。
照明が落とされ、ナイチンゲール像が携えたキャンドルに灯がともり、ノーグ作曲の「アヴェ・マリア」が流れる厳かな雰囲気の中、「戴帽の儀」が始まった。
戴帽生たちは4人の専任教員から順番に、女子は純白のナースキャップ、男子は濃紺のポケットチーフを付けられた後、ナイチンゲール像に歩み寄り、像のキャンドルから自らのキャンドルへと「灯」を引き継ぎ整列。第57回生となる2年生67人が、ナイチンゲール誓詞を唱和し、看護師への決意を新たにした。
ナイチンゲールは暗い夜も患者のためにろうそくをともして看護したと伝えられている。
告辞を述べる石原寿光校長
石原寿光校長の告辞、木下浩作医学部長、縣美恵子板橋病院副病院長・看護部長、在学生代表・吉崎香帆さんの祝辞を受け、戴帽生代表の吉(土に口)原唯奈さんが、感謝の言葉を述べるとともに「ナースキャップから伝わる責任の重さを自覚し、託された使命を果たすことを約束します」と力強く宣誓した。
木下浩作医学部長
縣美恵子板橋病院副病院長・看護部長
在学生代表の吉崎香帆さん(3年生)
宣誓する吉原唯奈さんと戴帽生たち
集合写真の撮影が終わると、5分間限定の写真撮影タイムが設けられ、戴帽生たちは、さきほどまでの厳粛な表情とは打って変わった笑顔で、仲間たちとカメラに納まっていた。