3年ぶり対面で就職セミナー

1300人、125社が参加

取り組み・活動
2022年03月24日

本学最大の就職支援プログラムである「合同企業研究会・就職セミナー」(校友会後援)が3月1日、東京国際フォーラムで開かれ、学生1322人、125の企業や団体などが参加した。

コロナ禍による中止とオンライン開催を経て、3年ぶりに対面方式で実施された。以前は会場として二つのホールを借り、400社以上が参加していたが、企業の数を絞ってスペースを確保するなど三密を避ける措置を講じた。

さらに学生には7日間の「日本大学健康観察システム」への入力を義務付け、入場時には検温と手指の消毒も行い、感染症対策を徹底させた。

感染症予防対策を徹底し入場

感染症予防対策を徹底し入場

今回は「参加目的が明確な学生のみ参加できる」という条件が付いた事前予約制を導入。学生に「セミナーに何を求めているか、どんな情報が欲しいか」などを前もって申し込みフォームに書いてもらい、それらを企業側にも伝えて準備してもらった。双方のやり取りが円滑に進んだため、今後もこの方式を続けていく方針だ。

真剣にメモを取る参加学生たち

真剣にメモを取る参加学生たち

会場内に設置された企業のブースには製造、通信、金融、小売りなどさまざまな業種がそろい、午前10時から午後4時までにブースごとに計6回の説明会が実施された。学生は担当者から説明を受け、活発に質問していた。事前予約制により参加目的がはっきりしていたため、例年にも増して熱心に話を聞く姿が目立った。

本学卒業の社長で構成される「桜門社長会」のブース

本学卒業の社長で構成される「桜門社長会」のブース

出身大学別の社長数ランキングでトップを誇る本学。2万人以上の社長で構成する「桜門社長会」から17社が協力、ブースを設けた。企業が求める人材や就職活動に必要なスキルなどについてレクチャーし、学生の相談に応じた。参加者は「経営トップと1対1で話せる貴重な機会が持てた」と喜んでいた。

学生からはほかに
「オンライン形式の説明会ではつかめない空気感が分かった」
「具体的な話が聞けてさらに関心が高まった」
「個別に連絡を取るきっかけができた」
などの声が聞かれた。