診療科案内

リハビリテーション科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 リハビリテーション科科長および診療責任者の永井多賀子です。日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 当院リハビリテーション科は、整形外科・リハビリテーション科専門医、理学療法士、作業療法士、看護師が常勤し、入院リハビリテーションを中心に行っています。また、心臓リハビリテーション指導士の資格を持つ医師・理学療法士による心臓リハビリテーションにも力を入れています。当科では、主たる疾患の治療と同時に早期リハビリテーションを開始し、質の高いリハビリテーションを行うことで、早期機能回復を目指しています。また、安心して入院生活が送れるように、各診療科・部門と連携し、スタッフ一丸となってサポートしています。
 当診療科では以下に示す3つの分野を得意としています。
  1. 整形外科領域における、診断・治療・リハビリテーション
  2. リハビリテーション領域における、薬剤・栄養管理
  3. 医科歯科連携による摂食嚥下アプローチ
 最新の知見をもとに、リハビリテーション診断・治療から活動の社会的支援まで、全人的な診療を行います。

 「専門外来」
  毎週水曜日午前は、リハビリテーション科専門外来を行っております。
  1. ロコモ・フレイル外来
  2. 肥満症運動療法プログラム
  3. 骨盤底筋リハビリテーション
  4. 四肢痙縮に対するボトックス注射
  運動器のあらゆる問題に対し、「手術をしないで治療したい」、「しびれや痛みがよくならない」など、お困りの問題に対し、診断から治療、リハビリテーションまでトータルマネージメントを行います。

 リハビリテーション医学は、障害の実態とその人の生き方全体のかかわりあいを科学的に捉え合理的な解決を行う分野です。「病院は病者のためにある」という理念のもと、患者様とのかかわりを大切にし、障害をともに解決したいという姿勢で診療を行います。日本大学病院リハビリテーション科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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救急科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 救急科科長職代行、救命救急センター長で診療責任者の斎藤豪です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 救命救急センターの歴史は,前身である駿河台日本大学病院に始まり,昭和53年に東京都内で6番目の三次救急施設として救急医療センターを開設し,平成3年に救命救急センターに移行しました。千代田区で唯一の救命救急センターであり,これまで40年以上にわたり,院外心肺停止,急性心筋梗塞,急性大動脈解離,頭部外傷,脳卒中,多発外傷,重症膵炎,劇症肝炎,敗血症,薬物中毒など30,000人以上の重症な患者を収容し治療した実績があります。
 当救命救急センターの特徴は,緊急の初期治療のみだけではなく,集中治療に重点を置いています。例えば院外心肺停止例に補助循環[経皮的心肺補助(PCPS)や大動脈バルーンパンピング(IABP)など]を用いた治療や蘇生後症例に対して脳低温療法を積極的に行い,心肺停止例の社会復帰の向上につなげています。その他,重症の慢性腎不全例に対する緊急透析治療も24時間対応しております。感染症(敗血症)や虚血再灌流障害などの集中治療や単臓器だけではなく,全身,そして多臓器に及ぶ障害に対する集中治療に対応しております。当科は,各科の協力のもと各分野から専任医師が業務を担当しており,様々な疾患の治療に対応しています。コロナ禍では,通常の3次救急医療機能をなるべく維持しながらコロナ重症例の治療にあたっており,人工呼吸器管理だけでなくECMOを稼働させ救命しています。
 当院の救急診療体制は,救急科が救命救急センターだけではなく,日中の2次救急の救急外来も担当しております。救急患者の搬送先にお困りの際には,救急外来担当医までご連絡していただければ対応いたします。

 当院の理念は“病院は病者のためにある” すなわち “患者さんを日常へ戻す治療” を実践することです。どうぞ日本大学病院 救急科をよろしくお願い申し上げます。

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精神科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 精神科 診療責任者の久保 英之です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 精神科では、うつ病、統合失調症、不安障害や神経認知障害(認知症)などの精神疾患に対して診療を行っています。時間をとってお話を伺うため、完全予約制となっております。必要に応じて血液検査、頭部MRIやCT、脳血流SPECT、脳波や心理検査などの各種検査を行います。なお、診療体制上、入院加療および夜間休日の緊急対応は行っておりません。

 また、総合病院精神科の役割として、他の診療科で入院中の方のメンタル面の評価やサポートを目的としたコンサルテーション・リエゾン業務に加え、緩和ケアにも力を入れています。身体疾患での入院中に不眠や不安が生じたり、気分が落ち込むことは少なくありません。せん妄という軽度の意識障害により、記憶障害、幻視や興奮などの症状が出現することもあります。そのような場合に他の診療科の担当医から依頼を受け、私たちが往診にうかがいます。緩和ケアでは、悪性腫瘍・末期心不全で入院している方に対し、緩和チームのメンバーとして療養生活での心の支えと専門的な精神科治療を提供しています。

 当院の理念は“病院は病者のためにある”,すなわち“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。どうぞ日本大学病院精神科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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皮膚科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 皮膚科の科長代行兼外来及び病棟医長兼医局長であり診療責任者の松浦です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 私達皮膚科が皆さんに大きく役に立てる専門領域は乾癬・アトピー性皮膚炎・水疱症及びウイルスから真菌まで広範囲の皮膚感染症です。
 上記の診療に当たっては数多くの生物学的製剤による治療・免疫抑制剤による治療の実績があり、先日も治療を受けてすぐにかゆみが無くなった。などとおっしゃる方もいて、皮膚科医としてうれしい限りです。
 さらに詳しい情報は当科の紹介ページやニュースレターをご覧ください。

 当院の理念は“病院は病者のためにある”です。より患者様に密着した診療を志すべく、日々診療に励んでおりますので何卒日本大学病院皮膚科のご利用をよろしくお願い致します。

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耳鼻咽喉科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 耳鼻咽喉科の科長,診療責任者の松﨑洋海です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。私たちの診療科が皆さんにお役に立てることに関して,以下に記します。

<当科の診療の特徴>
・耳疾患ことに外耳や中耳疾患は,保存的治療に抵抗する場合は手術が必要になります。当科には,日本耳科学会より耳科手術指導医制度に基づく指導医認定を受けている経験豊富な医師が勤務しており,全ての耳科手術を担当しております。また,内耳疾患の治療においても,入院治療が必要と判断した場合は柔軟に対応いたします。
・鼻副鼻腔疾患には,内視鏡を用いた手術を数多く行っております。近年,口呼吸を始めとした鼻腔の通気が障害されていることの様々な問題点が,専門家以外でも幅広く認知されるようになっています。副鼻腔炎の改善や鼻副鼻腔腫瘍の切除を目的とした手術は勿論ですが,鼻腔通気度を改善するため鼻腔内部の矯正手術も積極的に行っております。
・咽頭喉頭疾患は,診療科長・松﨑の専門とする範囲です。当科では,昭和の時代から音声・喉頭専門外来を続けており,歴史的にも喉頭疾患の治療を数多く行ってまいりました。お陰様で,長年に渡り多くの医療機関から信頼を寄せていただき,声帯ポリープ,声帯結節,喉頭腫瘍,喉頭運動麻痺,嚥下障害,誤嚥といった疾患に悩む年間数百人の方に,喉頭鏡による経口的手術・また頸部切開手術を執刀し,回復・改善のお手伝いして参りました。この咽頭喉頭機能の低下は,嚥下や発声といった人間が人間らしく生きていくことの根本に関わります。失われたり,弱められたりした機能を回復させるのは容易ではありません。しかし,そうしたものの中にも,医療が介入することで改善できるものがあります。何かございましたら当科への受診を検討いただくのも良いかと思われます。
・頭頸部外科的疾患としては,当科では主に唾液腺・咽頭・喉頭腫瘍や甲状腺腫瘍などの手術治療や,頸部膿瘍などの炎症性疾患の外科的治療を行っております。勿論,膿瘍などに至らなくても,緊急入院が必要な耳鼻咽喉・頭頸部外科領域全般の感染症・炎症性疾患の治療も適宜柔軟に対応しております。なお,進行癌などの場合は,当院の医療機能として対応が困難な場合は癌拠点病院認定を受けた他施設にご紹介しております。

 以上,少し偉そうなことを述べてしまいましたが,中には当科医師が一丸となって全力をかたむけたとしても,難治な病気もあります。日々,臨床と研究を重ねて一歩でも医療水準を高め,そうした患者さんと共に悩み・相談しながら,先端的な医療を提供する大学病院としての役割を精一杯つとめて参ります。当院の理念は,“病院は病者のためにある”,すなわち患者さんの健康を第一とした医療を実践することです。どうぞ日本大学病院耳鼻咽喉科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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婦人科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 婦人科科長の永石匡司です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 私達,婦人科では産婦人科領域全般を拝見いたしております。
 外来部門は4階のレディスセンターで乳腺科や健診センターと同じフロアになりますので,女性にとっては安心した環境です。婦人科では子宮頸部細胞診,内膜細胞診から超音波検査,採血,レントゲン検査などを常時行っております。子宮がん検診での異常が見つかれば,コルポスコピーによる診察で狙い組織診を行います。子宮内膜細胞診で異常が見つかれば,痛みの少ない吸引法を用いています。子宮筋腫や卵巣腫瘍が見つかれば,精査の上でその後の治療方針を丁寧に説明いたします。悪性腫瘍の懸念があればMRIやCTなどの画像にて放射線科医師とともに診断いたします。不妊症の方には外来で子宮鏡(ファイバースコープ)や子宮卵管造影などによる精査を行い,タイミング法から開始いたします。
 入院部門は8A病棟を中心として管理させていただいております。良性疾患では腹腔鏡手術,子宮鏡手術などの内視鏡手術が約9割遂行されています。過多月経の治療として子宮鏡下子宮内膜焼灼術(MEA)も取り入れています。今年からは新たにお腹に傷を作らない腹腔鏡手術(V-NOTES)も開始いたしました。また,不妊治療中や出張などで手術を急ぐ方は,1ヵ月以内での手術が計画可能です。流産手術では子宮内膜に影響の少ない手動吸引法(MVA)を使用いたします。子宮脱の手術は原則としてお腹に傷をつけない腟式手術を基本にしています。悪性腫瘍はガイドラインに沿って子宮頸がん,子宮体がんに対する広汎子宮全摘術や卵巣がんに対する骨盤内・傍大動脈リンパ節郭清術などを行っております。抗がん剤治療や放射線治療は入院の場合と外来通院の場合があり,化学療法室,放射線治療室と連携をとっています。
 当院の理念は,“病院は病者のためにある” すなわち“患者さんを早く日常生活に戻す治療“を実践することです。婦人科としては低侵襲手術を基本に考えております。
 どうぞ日本大学病院婦人科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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脳神経外科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 脳神経外科 科長 脳腫瘍・頭蓋底センター センター長 大谷 直樹です。
日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

『皆さまに選ばれる脳神経外科であるために』

 厚労省の令和3年(2021)人口動態統計によると、脳血管疾患は老衰に次ぐ死因第4位となっています。これまで悪性腫瘍、心疾患と3大死因の1つとされてきた脳血管疾患は、2011年頃より老衰や肺炎を下回る結果です。それは、我々長寿社会の健康に対する意識の高まり、知識の向上はもちろんのこと、脳神経外科医療の進歩もその一助を担っていると考えられます。

 脳梗塞発症直後に閉塞した血管を再開通させる血栓溶解療法(t-PA)が2005年に、カテーテルで治療をする脳血管内治療も2010年に日本で認可され、脳卒中直後の超急性期においての治療法が進歩してきました。治療技術の進歩は目覚ましく、今では開頭を必要としない脳血管内治療は、脳血管障害に対する第一選択治療となっています。

 しかし、治療がいくら進歩したとはいえ、生涯に関わらないかもしれない脳神経外科に、もしかかる必要があるとすれば、命や人生に関わる重大な出来事になります。 そのもしもの時に、日本大学病院 脳神経外科を選んでいただけるように、また最後の砦であるべき大学脳神経外科の役割を果たすべく難疾患・難手術とされた患者さんを受け入れるために、在籍するすべての脳神経外科医師が最高水準の手術技術を獲得・維持し、患者さんに最善の治療を提供できるよう、あらゆる研鑽をスタッフ一同、日々これからも務めて参ります。

 日本大学病院は東京都中心部に位置し、世界の主要都市圏をはるかに凌ぐ東京圏人口約3,780万人をカバーできうる交通に至極便利な都心の大学病院です。大学病院としてはお互い職員同士の顔がわかるコンパクトな320床を有し、集約的治療を行えるセンターを中心に3次救命救急センターを掲げる有機的に機能する病院です。
 脳神経外科だけでなく、病院全体としてインフォームドコンセントなどの医療倫理、ホスピタリティーにも配慮した医療を推進しており、患者さんならびにご家族への病状・治療に関するわかりやすい説明を心掛けています。充分なコミュニケーションをとりながら多岐に渡る治療選択枝についてご説明し、共に相談しながら最良の治療法を提供しています。

 私の専門は、脳神経外科分野の中でも難疾患の部類とされる頭蓋底(あたまの深いところ)疾患を軸に脳腫瘍治療や脳卒中の外科的治療、三叉神経痛、顔面神経痛などの神経血管減圧術です。
 脳神経外科医として、医学を専心する者として、生涯取り組むべき「学術・研究・教育」アップデートは、学会や研究会への参加、講演・講義、臨床研究など怠ることなく精進しています。院内においても脳腫瘍・頭蓋底センターでは、他科との連携など積極的に取り組み、患者さんにとって最良の治療は何かということを常に念頭に取り組んでいます。

 脳神経外科の対象疾患は脳卒中(脳血管障害)、頭部外傷、脳腫瘍、機能的疾患(パーキンソン氏病などの外科的治療)、小児脳疾患など多岐にわたっていますが、これらの分野でも全国レベルのエキスパートを日本大学脳神経外科学講座として人材育成し、脳神経外科疾患を患うすべての患者さんに満足して頂ける結果を提供すべく、日本だけでなく世界に向けて脳神経外科医学の発展に尽力しています。
 特に日本大学脳神経外科学講座では、モニタリング専門医を伝統的に養成しているため、脳腫瘍や脳深部の手術などにおいては、全国でも帯同してチームを組むことが難しい専門医を配した高度なモニタリング技術を駆使しての安全で精度の高い手術をすることができるのも特徴といえます。
 良好な治療成績を出すのはもちろんのこと、何よりそうした医療安全を重視し、治療を受ける患者さんに安心して安全な治療と技術を提供しています。 緊急を要する脳外科救急疾患に加え、脳腫瘍や未破裂脳動脈瘤、脳血管奇形など、脳神経外科疾患の疑いがあれば、かかりつけ医、循環器科、眼科、歯科、口腔外科、あらゆる医療機関からのご紹介・ご相談を手術症例に関係なくいつでもお待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 日本大学病院 脳神経外科チームは24時間365日、いつも皆さんのそばに存在し、皆さんの「脳を守り、人生を守る」ことをチーム最大の目標と心得て、脳神経外科医師、看護師、関わる全スタッフ一丸にみなさんの治療・看護に全力で取り組む体制で、かつては江戸の要所「駿河台」にて、これからも脳神経外科医療に邁進しておりますので、もしもの時はどうぞご利用ください。
脳に関わるあらゆる疾患で何かお困りのことがございましたら、日本大学病院 脳神経外科にご相談ください。

 当院の理念は“病院は病者のためにある” すなわち “患者さんを日常へ戻す治療” を実践することです。どうぞ日本大学病院 脳神経外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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乳腺・内分泌外科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 乳腺・内分泌外科責任者の谷眞弓です。

 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 乳がんの治療を中心に診療を行っています。
 外来は4階でレディースフロアの婦人科と同じ場所ですので女性の方には入りやすい環境です。
 乳がんは内科がありませんので,検査・診断・治療・経過観察すべてに関わってきます。一貫しているので深い関わりができていると思います。
 また,検査はすべて女性スタッフが行っており,マンモグラフィは「今までで一番痛くなかった。優しかった」と好評です。
 なるべくお待たせしないようにと心がけているのですが,お待たせしてしまうことが多く申し訳なく思っています。初診の方には同日に検査を施行し,病変があれば針生検まで施行する迅速な診断をめざしています。
 手術は最新機器(赤外線カメラ 自動排煙装置付きメス)を導入し安全で的確な手術を施行,なるべく創がめだたなく形状もそこなわれないように工夫しています。また,放射線科と共同して当院特有の,病変を同定するMRIマッピングを導入。病変を最小かつ最適な大きさで切除する試みがなされています。
 化学療法の方は,化学療法室で看護師,薬剤師を含むチーム医療がなされており,脱毛が気になる方に「頭皮冷却法」を施行していただき好評を得ています。
 乳がん手術は年間100例ほどでありますが,手術のみならず薬剤師,看護師を含めたチーム医療で患者さまの希望にそった治療,また個々の価値観による対応を志しております。
 検診精査になった方,乳房に違和感のある方など気軽に来院してみてください。受診の際には,紹介状の持参をお願いしています。
 当院の理念は“病院は病者のためにある”,すなわち“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。どうぞ日本大学病院乳腺・内分泌外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

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内科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 内科科長,診療責任者の鈴木 裕です。

 日本大学病院のホームページをご覧いただき有り難うございます。
 私達,内科は消化器内科循環器内科以外の内科全般の治療を行っています。内科学会専門医だけでなくプライマリケア医の認定医や総合診療専門医の指導医も在籍しています。また,呼吸器内科,糖尿病内科,神経内科,老年内科の専門医も在籍しており,肺腫瘍,慢性閉塞性疾患,外来インスリン導入や必要に応じて糖尿病教育入院,頭痛,脳卒中,てんかん,パーキンソン病などの患者の治療を多数行っています。高齢になると一人で多数の疾患を併発していることもありますが,当科では各科の専門医が連携をよくして治療を行っています。
さらに詳しい情報は当科の紹介ページやニュースレターをご覧ください。
 当院の埋念は“病院は病者のためにある”,すなわち“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。どうぞ日本大学病院内科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

整形外科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 整形外科センター長,整形外科診療責任者の上井浩です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただきどうもありがとうございます。
 新型コロナウイルスのパンデミックが2020年初に始まってから今年で3年目に突入いたしました。東京都内は,まん延防止等重点措置および緊急事態宣言の発令などが常態化しております。「ステイホーム」という言葉も一般化するほどにもなりました。その影響は多岐にわたっていますが,運動器を扱う整形外科において顕著になっています。特に,家に閉じこもりで運動不足の高齢者が非常に増えています。
 「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか?健康寿命とは,健康面の支障がなく日常生活を送れる期間のことです。令和1年の厚生労働省の調査では,その平均は男性が72.1歳,女性が74.7歳でした。平均寿命から健康寿命を引くと,男性が9.2年,女性が12.6年となり,その期間は要介護の状態ということになります。私たちにとって大事なことは,この健康寿命を1年でも長くすることです。実は,この健康寿命を短くする原因の20%は運動器の障害,つまりロコモティブシンドローム(ロコモ)なのです。ロコモは筋肉,骨,関節,軟骨,椎間板,神経などの運動器に障害が起きて,歩行や日常生活が障害された状態のことです。
 整形外科での治療の対象は,加齢や運動不足に伴う身体機能の低下や,運動器疾患による疼痛や骨折,骨粗鬆症などの多様な運動器の障害です。ロコモの主な原因疾患としては,腰部脊柱管狭窄症,変形性膝関節症,変形性股関節症と骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折,脊椎圧迫骨折などがあります。これらの外科的治療においては専門スタッフが中心に治療にあたっております。最小侵襲手術を取り入れ,患者さんの早期社会復帰に貢献できるように医療提供させていただいております。
 当院の理念は“病院は病者のためにある”,すなわち,“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。ロコモ対策には,高齢者の健康管理の観点からの幅広い対応が必要です。われわれ整形外科は運動器疾患を扱うプロフェッショナルな集団です。これからもロコモ対策を中心に,皆様の健康長寿に貢献できるように邁進いたします。どうぞ日本大学病院整形外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

眼科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 アイセンター長,眼科診療責任者の中静裕之です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただき有り難うございます。
 当院では旧病院の駿河台日本大学病院から『網膜硝子体疾患』を専門として診療しています。その中でも黄斑部疾患は我々の得意とする分野です。黄斑部とはカメラで言うフィルムに相当する網膜の中心部であり、視力に最も重要な目の組織です。この黄斑部に生じる疾患としては、近年増加している加齢黄斑変性やストレスが原因とされている中心性漿液性網脈絡膜症、生活習慣病が関連する糖尿病黄斑浮腫や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫、手術加療が有用な黄斑上膜や黄斑円孔などの様々な疾患があります。 加齢黄斑変性の治療には抗VEGF硝子体内注射や光線力学療法があります。また、黄斑上膜や黄斑円孔などには硝子体手術が有効です。これらの治療を当院では数多く行っています。2021年は硝子体内注射:9,267件、光線力学療法:274件、硝子体手術:625件、網膜復位術:60件でした。数多くの実績を重ねることで治療データに基づき、安定した治療成績を得ることができています。
 当科では治療における安全性にも力を入れています。硝子体内注射や硝子体手術などで0.05%に生じ得る術後細菌性眼内炎対策には、低濃度ヨード製剤による術中消毒の理念を考案し、当院から世界へと広がった感染予防対策を行っています。また、硝子体手術においてはすべての硝子体手術において周辺部硝子体まで確実に切除することで術後網膜剥離の合併症を0.1%以下に低減できています。
 現代社会において、スマートフォンやコンピューターは今や日常生活に欠かせないアイテムとなり、より良好な視力を保つことの重要性が高まっています。
 「病院は病者のためにある」という当院の理念の基、『患者さんの見える』のために安全で結果のでる医療を提供し、「患者さんを日常へ戻す治療」を実践していきたいと考えています。
 どうぞ日本大学病院眼科のご利用をよろしくお願いいたします。

消化器外科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 消化器病センター長、消化器外科診療責任者の山下裕玄です。
 日本大学病院のホームページをご覧いただき有り難うございます。
 当院では、消化器内科と消化器外科が1つの部門である消化器病センターとして診療を行っています。特に消化管の悪性腫瘍に対する診療機会が多いのですが、初診患者の治療方針を定期的に合同カンファレンスで確認、診療スタッフで共有するようにしております。ですので、内視鏡治療で済む早期癌患者が消化器外科外来を受診したとしても、内科へスムーズに診療移行できます。初診が内科か外科かは気にされずに受診して頂けましたら幸いです。また、内科・外科合同で行う手術も近年増加しておりますが、内視鏡手術・腹腔鏡手術のハイブリッド手術、LECSにも積極的に取り組んでおります。
 当院消化器外科は従来から低侵襲手術に早期から積極的に取り組んで参りました。各種ガイドラインを尊重しつつ、胃癌、大腸癌に対して腹腔鏡手術の適応症例にはほぼ全例施行しています。食道癌については胸腔鏡手術のみならず、右胸腔からのアプローチを要しない縦隔鏡下手術も導入し施行しております。侵襲の軽減化を目指し、手術治療を提供可能な対象を拡大していけたらと考えております。
 外科は、手術治療による恩恵を患者さんに提供すること、これが最大の役割であることは間違いありません。一方で、手術に伴う侵襲は患者さんに相応の負担を強いることになります。最近は高齢のがん患者さんを治療する機会が増えてきていると実感します。特に胃癌は顕著に高齢化してきているように感じます。実際に、国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」を参照しますと、胃癌患者さんのピークは60代から70代に、患者さんの絶対数も高齢者側に大きくシフトしていることが分かります。

科長からの挨拶・特色

胃癌罹患数-年齢別推移-1975年、1995年では65-69歳にピークがありますが、2015年では70-74歳になり,さらに患者数の絶対数が大幅に増えています(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より改変)


 フレイル・サルコペニアと称される、加齢に伴う体力・筋力低下の頻度は年齢が上がるにつれて高くなってきます。併存疾患も多いです。手術をきっかけに、この体力低下が進むことは可能な限り避けたいところです。より低侵襲な手術を行い、早期リハビリ、早期回復、早期退院という良いサイクルを患者さんに提供したいと考えております。
 当院の理念は“病院は病者のためにある”です。主役は患者さん自身です。“患者さんをこれまでの日常へ戻す”治療を実践すること、これが目指すべき診療の方向性です。消化器外科では、「がんの根治性」を重視しながらも、患者さんそれぞれの考え方を最大限尊重し、生活の質を出来るだけ本来あるべき形に近づける様にこれからも診療業務にあたって参ります。
 どうぞ日本大学病院消化器外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

消化器内科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 消化器内科科長、内視鏡室長の今津博雄です。

 消化器内科が担当する消化器疾患は大きく消化管疾患、胆膵疾患、肝疾患に分かれます。当科ではより専門的な診療を行うため、消化管、胆膵、肝臓グループの3つの診療グループで診療を行なっています。消化管グループは消化管癌(食道、胃、大腸癌)、消化性潰瘍、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、消化管出血などの消化管疾患を担当し、胆膵グループは膵癌、乳頭部癌、胆管癌、胆嚢癌といった膵・胆道系腫瘍や胆石、急性膵炎・慢性膵炎といった良性疾患の診断と治療を行なっています。一般に、食道癌、胃癌、大腸癌といった消化管癌は早期に発見できれば内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という手技でお腹を切らずに根治することが可能です。また、胆膵疾患では良性、悪性を問わず、内視鏡的逆行性胆・膵管造影(ERCP)関連手技及び超音波内視鏡(EUS)が診断のみならず治療に用いられます。つまり、これら消化管・胆膵疾患領域の診療には内視鏡が非常に重要な役割を担っています。私たち消化器内科では、消化管疾患及び胆膵疾患の内視鏡診断と治療において日本トップクラスの技術と経験を持つ指導医とそのグループが診療に当たっており、これが私たち日本大学病院消化器内科の特色です。肝臓グループでは肝癌に対する肝動脈塞栓術、経皮的ラジオ波焼灼療法、化学療法を積極的に行っています。ウィルス性肝炎には直接作用型抗ウィルス製剤や核酸アナログ製剤による治療を行い、肝機能の改善と肝細胞癌の発癌抑制を目指しています。また、肝硬変症に合併する門脈圧亢進症(食道・胃静脈瘤)に対する内視鏡治療では、特に難治例に対し透視下硬化療法を行い、緊急を要する食道・胃静脈瘤出血にも対応しています。
 年齢調整による癌の罹患数は2010年前後まで増加しその後横ばい、死亡数は1990年代半ばをピークに減少しています。しかし、この傾向の中で罹患数、死亡数ともに増加しているのが膵癌です。膵癌を早期発見する唯一の方法は危険因子(糖尿病、肥満、膵疾患、タバコ、家族歴など)をピックアップし、症状がないうちから精査を行うことです。私たち消化器内科では小膵癌の検出に最も感度の高い超音波内視鏡を用いて膵癌の早期発見に注力しています。そして消化器外科と緊密な連携をとりながら外科療法、化学療法といった治療を行い、膵癌の予後改善を目指しています。
 当院の理念は“病院は病者のためにある”です。病院では一人の患者さんに対し、複数の診療科が集まり、また担当する医師や看護師だけでなく、様々な職種が集まってチーム医療を行います。このチームの一員には患者さんや家族が含まれます。私たちはチームの一員である患者さんと共に考え、そして安全で質の高い医療の提供に取り組んで行きたいと考えます。

循環器内科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 循環器内科の科長,診療責任者の松本直也です。
日本大学病院のホームページをご覧いただき有り難うございます。

 循環器内科で診療している疾患は多岐に渡りますが,大別いたしますと,1)心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患,2)心房細動などの不整脈疾患,3)心臓病の最終的な病態である心不全,4)高血圧症・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病になります。虚血性心疾患や不整脈疾患(ペースメーカ挿入術も含みます)の年別治療数を循環器内科ホームページに記載しておりますのでご参照下さい。残念ながら当院もコロナウイルスの影響を受け通常診療を実施できない2020年でしたが,2021年は徐々に回復基調にあります。
 今回は3)の心不全を取り上げてみたいと思います。なじみのない言葉ですが,日本循環器学会では「心不全とは,心臓が悪いために,息切れやむくみが起こり,だんだん悪くなり,生命を縮める病気です」と定義しております。その原因は循環器内科で扱うすべての疾患に及びますが内服治療薬も日進月歩で進化しております。これまで標準的に使用されていた薬に加え元々糖尿病の治療薬であったSGLT2阻害薬,ネプリライシン阻害薬,ベルイシグアトなどがそれにあたります。当院は心不全に対するペースメーカ治療である心室再同期療法実施可能施設でもありますので,心不全と診断され治療法について相談されたい方は是非当科外来にお越し下さい。
 当科では数多くの特殊外来を行っています。禁煙外来・腎臓外来・腹膜透析外来・下肢動脈疾患外来・不整脈ペースメーカ外来・大動脈弁治療外来などですが,来年度新たに完全予約制で山岳外来を開設する予定です。山岳外来では高所登山者に対する心疾患のスクリーニングや体力測定などを行うことにより山岳遭難事故を減らすことが目的です。山岳では都市部で有効なAEDを活用することが出来ないからです。詳細が決まりましたらまたホームページで告知させて頂きます。
 当院の理念は「病院は病者のためにある」ですので初心を忘れず,「患者さんを日常へ戻す治療」を実践していきたいと思います。どうぞ日本大学病院循環器内科のご利用を宜しくお願い申し上げます。

泌尿器科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 泌尿器科科長、管理担当副院長 川田望です。

 日本大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 私達、泌尿器科が皆さんに大きく役に立てる専門領域はレーザーを用いた内視鏡手術です。
 とくに世の殿方を困らせる疾患の一つは前立腺肥大症といっても過言ではないでしょう。事実厚生省の統計資料をもとに、本邦における1990年代の前立腺肥大症治療の現況をみると、全診療科における前立腺肥大症の受療患者数は、特に95年以降急増しています。日本大学病院では体に優しい、より侵襲の少ない治療を行っています。方法はホルミウム・ヤグレーザーを用いて、前立腺の肥大した腺腫(内腺)を内側からまるごとくり抜き、モーセレーターという特殊な機械で細かく砕いて体外に取り出すという手術です。従来の方法と比較して、出血が少なく体に優しい手術です。また、従来は開腹して摘出しなければならなかった大きな前立腺に対しても施行することができるほか、肥大した腺腫をまるごとくり抜くため再発が非常に少ないという特徴があります。また摘出した前立腺に癌組織の有無を確認できます。 さらに低侵襲な治療として、尿路結石に対する内視鏡的結石除去術があげられます。かつての体外衝撃波にかわり、確実に結石を除去して、特殊な細い鉗子で結石を除去するこの治療が、尿路結石の治療の主役を務めるようになりました。昨年はこれらの低侵襲な治療を併せて年間当たり50件の実績があります。
 先日も「思いの外、痛くもなく早く退院でき、以前のように趣味の山歩きが楽しめました」といったお言葉を頂戴いたしました。泌尿器科医としてうれしい限りです。さらに詳しい情報は当科の紹介ページやニュースレターをご覧ください。

 当院の理念は“病院は病者のためにある”、すなわち、“患者さんを日常へ戻す治療”を実践することです。どうぞ日本大学病院泌尿器科のご利用をよろしくお願いいたします。

心臓血管外科科長からのご挨拶・当科の特色について

科長からの挨拶・特色

 当院 副病院長で心臓血管外科 科長を務めております秦 光賢です。
日本大学病院のホームページをご覧いただき有り難うございます。

 心臓血管外科は,心臓手術全般,胸部・腹部大動脈疾患の治療,閉塞性動脈硬化症や下肢静脈瘤など末梢血管に対する治療など,幅広い領域にわたり積極的に最新治療を導入しています。中でも,皆様に最も自信をもって提供できるのが,大動脈疾患に対する最新治療です。

 2017年に胸部大動脈疾患治療件数は年間90例におよび,東京都内の大学病院で第1位を記録して以来,胸部,腹部ともに大動脈疾患に対する手術件数はトップクラスを維持しています。特に2つのオリジナル低侵襲(体に優しい)大動脈手術法であるLIQR(リカー)法とLIQS(リックス)法は,手術時間を従来の方法より3分の1の約2時間20分まで短縮しました。その結果、皆様の入院期間も短くなり,優れた手術術式として認められ,2016年3月の読売新聞に紹介されました。大動脈疾患の手術は数ある手術の中でも難しい治療法ですが,今では,全国から患者様をご紹介いただけるようになりました。さらに腹部大動脈瘤,胸部大動脈瘤に対する低浸襲手術として,カテーテルを用いたステントグラフト内挿術も積極的に行っています。この術式は太ももの付け根に数センチの皮膚の切開をするだけで行うことができ,従来の手術方法より体への負担が大幅に軽減されます。その他,さらに詳しい情報は当科の紹介ページやニュースレターをご覧ください。

 当院の理念は“病院は病者のためにある”,すなわち“患者さんを日常へ戻す治療” を実践することです。そのために,心臓血管外科は手術のみならず退院までの患者さんの心のケアにも重点を置き,毎朝6時からの早朝回診もかかさず,真心こもった診療を心がけております。目が覚めたら,目の前に主治医が立っている,そんな安心の医療です。どうぞ日本大学病院の心臓血管外科のご利用をよろしくお願い申し上げます。

循環器病センター心臓血管外科科長
秦 光賢

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