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日本大学病院

来院のご案内

がんと診断された患者さまへ

医療アートメイクで共に未来を描こう
―日常を少しでも今までと変わらず同じように―

眉毛(アイライン)アートメイクとは、専用の針を用いて消えないメイクを描きます。
抗がん剤治療をされる方の大半は副作用にて脱毛が起こります。
その際に、治療前と治療後での外見の変化が最小限となるように行う施術がアートメイクです。
豊富な経験や知識を持った医療チームが行うため、抗がん剤治療中でも、身体の負担を考慮し、また痛みや皮膚へのダメージを最小限に抑え、安心・安全な施術をご提供しています。

当院の医療アートメイクの特徴

  • 主治医がいる大学病院内で、安全・安心で施術を受けることができます
  • あなたのお顔のトータルバランスを考えたデザイン
  • 眉が戻ってきたときや、数年後のことを視野にいれたメンテナンスしやすいデザイン
  • 筋肉や骨格の状態から正しい位置の眉をご提案

アピアランスケアをご存じですか?

アピアランスケアとは、がん治療によって生じた外見の変化を補い、患者様の苦痛を軽減するケアです。日本大学病院では、患者さまがその人らしく生活を送る支援となるアピアランスケアに取り組んでいます。がん診断時より多職種チームによる医学(治療)・整容(外見)・心理(こころ)の支援をします。アピアランスケアにより、外見の変化に起因するがん患者さまの苦痛の軽減に努めて参ります。

アピアランスケア【 医療アートメイク (自費診療) 】を開始します

日本大学病院では、アピアランスケアとしてアートメイクを令和7年9月より開始いたします。
がん治療の一つとして抗がん剤がありますが、その副作用として脱毛があります。この脱毛は抗がん剤を開始してから2~3週間後に始まり、その後、頭髪はほとんど脱毛するのが一般的です。頭髪の脱毛がイメージとして強いですが、実は全身の体毛が脱毛するため眉毛やまつ毛も脱毛します。眉毛やまつ毛の脱毛は、抗がん剤を開始してから約3ヶ月後に始まります。脱毛の対策としては、頭髪に対してはウィッグ、まつ毛に対してはつけまつ毛、眉毛に対してはアートメイクがあります。このことは、全国で大学病院初の試みとなります。
アートメイクは2021年版の『がん治療におけるアピアランスケアガイドライン』による化学療法による眉毛脱毛に対してアートメイクに対しては「アートメイクにより、がん患者のQOLが改善するエビデンスも、反対に、がん患者を対象とした合併症やMRI検査への支障などの害のエビデンスもほとんどない」とあります。今後のアートメイクによるQOLへの効用や、色素素材の改良などによる安全面の研究が期待されています。

対象となる患者さま

日本大学病院では、外見の変化に悩むがん患者さんを対象に 眉毛・アイライン・乳輪乳頭再建のアートメイク施術をご提供いたします。

  • 抗がん剤治療中、または、これから抗がん剤治療を始める予定の患者さま
  • 抗がん剤治療後で、眉の脱毛が遷延している患者さま
  • 日本大学病院にて乳がん手術で乳房切除または乳輪乳頭切除をされた患者さま

日本大学病院のがん医療

がん診療に関する取組み

手術・薬物療法・放射線治療をがんの種類や進行度に応じて、さまざまな治療法を組み合わせて提供する集学的治療を提供しています。

厚労省の掲げる全体目標
「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」

1,がん予防 2,がん医療 3,がんとの共生

日本大学病院のがん集学的医療

1,がんを早期発見 2,がんの治療 3,がんと上手につきあうサポート

予防・早期発見

健診センターでは、がんの早期発見を目的とした健診メニューを多数設定し、がん健診の推進、受診勧奨・健診受診率向上に向けた取り組みを行っています。市民公開講座等でがんを予防するための行動を啓発する活動も行われています。

診療・治療

手術療法、薬物療法、放射線療法など様々な標準治療を提供しています。

患者支援

がん治療に取り組む患者さまを支援するため相談窓口が設けられています。患者さまや家族ががんに安心して向き合えるよう、相談支援体制が整備されています。がん治療で生じる外見の変化をサポートするアピアランスケア外来があります。がん治療に取り組む中でも自分らしく生活をするサポートを行います。

キャンサーボード

がんを持つ患者さまについて、多職種が参加して、いろいろな角度から最善の治療法を見出そうとする場です。日本大学病院では、定期的に「キャンサーボード」を開き、患者さまのためのカンファレンスを行っています。

院内がん登録

院内がん登録とは、病院で診断・治療等を受けた全ての患者さまのがんについての情報(部位や組織型、進行の程度、受診経緯、治療方法とその結果、予後など)を集積し、がん診療の実態を明らかにする仕組みです。
院内がん登録は法律に基づき、全国共通のルールに従って実施されており、登録情報は国立がん研究センターに提出しています。
全国の病院における診療件数などの集計が報告書として公表されています。

アピアランスケア外来

アピアランスケア外来とは、がん治療などに伴う脱毛、肌や爪の変形、手術痕など、身体の見た目の変化から生じる苦痛を軽減し、患者さまが自分らしく生活できるよう支援する外来を開設しています。患者さまそれぞれのつらいお悩みに専門的に対応できるように複数の診療科が連携してアピアランス外来として患者さまのサポートをしています。

がんの治療 見た目の変化・起こる症状
手術 身体の一部の喪失、形態変化、瘢痕、ストーマ、リンパ浮腫
放射線療法 急性放射線皮膚炎、脱毛、色素異常、血管拡張、瘢痕、皮膚萎縮
薬物療法 ●毛髪の変化 対象部位:頭髪、眉毛、まつ毛、鼻毛、体毛
●皮膚の変化 乾燥、色素異常、白斑、ざ瘡様皮疹、潰瘍、剥離、手足症候群(紅斑・水疱・びらん・亀裂など)、爪囲炎
●爪の変化 伸長遅延、菲薄化、巻き爪、色素沈着、変形、変色、剥離、脱落
●その他 浮腫
形成外科・乳腺外科・皮膚科・精神科・専門看護師外来・がん支援相談センターがお悩みをサポートします。

日本大学病院のがん看護

がん看護は,がんと診断された時からケアが始まり,心身の苦痛を緩和し,患者様が人として最期までその人らしく生きることをサポートします。近年,薬物療法においては,分子標的薬をはじめとする新規抗がん薬の開発や支持療法の進歩により,高齢者や終末期における症状緩和にも適応が拡大されました。例えば,インフューザーポンプを使用した代謝拮抗薬の自宅投与,HER2阻害剤の皮下注射,自宅でのGCSF製剤の自動投与などが挙げられます。これにより,外来で治療を受ける患者様は増え続けると共に治療期間は長期化し,患者様は治療を継続する上での様々な問題を抱えて療養生活を送っています。そのため,がん看護外来では次の問題に対し,がん看護専門看護師,緩和ケア認定看護師,がん薬物療法看護認定看護師が患者さまやご家族様のお話をお伺いし,一緒に考え,医師,薬剤師,看護師,医療ソーシャルワーカーと連携を図りながら解決に向け専門的な支援を行っています。

  • 多様な有害事象による身体面の影響
  • 治療継続に伴う全人的な苦痛(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)
  • 療養生活を送る上での問題に対処するセルフケア能力の向上
  • リンパ浮腫に対する専門ケア外来のご紹介
  • その他お困りやお悩みのこと
外来日や受診方法
問題が少しでも軽減できるよう,ぜひ,がん看護外来をご利用ください。
外来日や受診方法につきましては,QRコードよりご確認ください。
緩和ケアチーム
緩和ケアチーム

がん看護外来

WOCケア相談外来

皮膚・排泄ケア認定看護師が,褥瘡などの治りにくい傷を持っている,テープにかぶれやすいなど皮膚が弱い(入院中の皮膚トラブルに関して予防または治療を継続される方),ストーマを持っている,自己導尿をされている等の患者さまに対し,日常生活・社会生活でお困りのことを解決し,社会復帰や自宅療養がスムーズにできるように,一緒に考えサポートします。

リンパ浮腫ケア外来

緩和ケア認定看護師やリンパ浮腫セラピストが,乳がんや子宮がん、前立腺がんなどの手術や化学療法、放射線治療後などリンパ浮腫で困っている患者さまに対し,リンパ浮腫ケアを行います。リンパ浮腫は、ひとたび発症すると完治が難しく悪化をしてしまう可能性がありますが、適切な治療により改善させます。

外来化学療法の看護

がん化学療法のための多くのレジメンが当院でも登録されています。患者さま一人一人が安全に治療を受けることができるように、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などさまざまな職種と連携しながら、患者さまが生活と治療を両立できるように支援しています。
化学療法室にはリクライニングチェアを有し、ゆったりとした空間で治療を受けていただけます。経口抗がん剤を含めたすべてのがん薬物療法を受ける患者さまに対して、大学病院であるメリットを活かし、様々な職種や医療チームと連携しながらしっかりとサポートしてまいります。

脱毛ケア【PAXMAN頭部冷却装置】

化学療法室では,固形がん患者さまに対し,抗がん剤治療に伴う脱毛を抑えることを目的とした医療機器「PAXMAN頭部冷却装置」を導入しております。現在は乳腺外科の患者さんのみが対象で,クーリングキャップを装着した状態で化学療法を行います。医療保険の適用外となりますが,多くの患者さまにご利用いただいております。実施できる枠に限りがありますので,事前にご相談ください。

がん支援相談センター Cancer Counseling and Support Center

がん支援相談センター
当院では、がん患者さまおよびご家族様が安心して治療・療養に臨めるよう支援する窓口として、「がん相談支援センター」を設置しております。本センターでは、医師・看護師・薬剤 師・ソーシャルワーカーが力を合わせてチームを組み、患者さんおよびご家族の皆様に支援を行っております。多くの患者さんよりご相談をいただいており、「治療を始めたら仕事を続けられるのか」「医療費の支払いが心配」「がんと診断されて不安でいっぱい」「抗がん剤治療による外見の変化がつらい」「治療中の家族にどう声をかければよいかわからない」「セカンドオピニオンを受けたい」「患者会に参加したい」など、多岐にわたるご相談ごとに 対応しております。今後、がんセミナーやがんカフェの開催も予定しており、より多くの方々に寄り添える場づくりを進めてまいります。
がん治療に伴う「からだ」「暮らし」「こころ」に関するお悩みに対し、包括的な支援を提供することで、患者さまおよびご家族様の療養生活が少しでも安心で豊かなものとなるよう、スタッフ一同努めてまいります。
がん支援相談センター
がん支援相談センター
  • 相談時間
    月~金曜日
    9:00~16:00(祝日を除く)
  • 相談方法
    来院・電話による相談
    または予約による面談
  • 場所
    医療福祉相談室
  • 電話番号
    03-5577-3439(直通)
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診療受付時間

初診の方
月〜金曜日
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土曜日
再診の方
月〜金曜日
/ 午後は予約診療のみ
土曜日

休診日

日曜日・祝日,日本大学創立記念日の振替休診日(10月5日),年末年始(12月30日〜1月3日),ゴールデンウィーク(5月3日〜5月6日)

住所

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6 Google Map