2026年1月27日、当院一病棟においてバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の発生がありました。
感染患者1名が確認されましたが調査の結果、同じ病棟で新たな感染例は認められませんでした。
その後、2026年2月28日、別の病棟においてVRE感染症患者1名が確認されました。
関連する病棟において調査を実施した結果、5名の保菌者が確認されましたが現時点でこれらの方々に健康上の問題は認められておりません。
VREとは、ヒトの腸内にいる一般的な腸球菌のうち本来効くはずのバンコマイシンという抗生物質が効かなくなった細菌です。
健康な人が感染しても病気を起こすことはありません。免疫不全や体力の低下している患者様が感染すると病気を起こすことがあります。VREは手洗いが最も有効な予防策となります。
当院では、院内全体で感染対策の徹底を図るとともに、感染拡大の防止と管理に細心の注意を払い必要な対応を行ってまいります。
感染拡大の有無について引き続き慎重に調査・監視を続けております。
患者さんおよび関係の皆様にはご心配をおかけいたしますが、安全を最優先に感染対策に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、現時点で当該病棟以外の病室、他病棟、外来には影響はございません。
2026年4月8日
日本大学病院 病院長