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整形外科センター

2018年1月号

整形外科病棟医長 龍 啓之助
整形外科病棟医長 龍 啓之助

明けましておめでとうございます。つい先日2017年の新年の御挨拶をしたかと思えば、もう2018年の年が明けました。「歳月、人を待たず」、「少年老い易く学成り難し」とはとても的を射た成句で、時間が過ぎるのが非常に早く感じる今日この頃です。さらに不思議なことに、年齢を重ねれば重ねるほど時間が過ぎるスピードがどんどん速くなっているように思いますが、これは誰しも感じることではないでしょうか。小学生の頃の夏休みは永遠に続くかと思うほど長く、今過ごしている夏と同じ夏であるとはとうてい信じがたい。眠くなるような講義の時間が、日常の手術の時間より短いとはどうしても信じられない。誰しもが実感するこの「人生の加速度」とはどういうことなのか少し考えてみました。これに関してはフランスの心理学者の一つの学説があり、「人生の一時期における時間の生理的な長さは、年齢に反比例する」という説です。例えば、10歳の子供の1年は人生の10分の1だが、40歳の1年は人生の40分1であり、80歳の1年は人生の80分1であるので心理的には年を重ねるほど短く感じるという説です。この学説に従うと、やはり人生の加速度は止めることはなかなか難しいのかもしれません。しかし一方、「経験量の理論」という対抗説もあるそうです。これは「年とともに多くの経験を積み重ねていくうちに人生には未知の部分が少なくなり、新鮮な感覚を覚える機会も減っていく。なおかつ能動的な挑戦もしなくなるので生活の中の可測領域が増えてくる。未知な経験は新鮮であり長く感じ、既知の経験は短く感じる」という説です。例えば、通いなれた道は近く感じるが、初めての道は遠く感じるという事です。この説をもとに考えると、人生の加速度を止めるには積極的・能動的に未知の新しいことにチャレンジし、新鮮な感覚を増やすことが重要かもしれません。今年は人生の加速度を少しでも止めて、子供の頃の夏休みのように、充実した実りある1年にしたいと考えております。今年もどうぞよろしくお願い致します。 

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