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総合診療センター

2022年5月号 脳神経外科【スポーツ関連頭部外傷の診療を行なっています】

助手 小林 真人
助手 小林 真人

当院ではスポーツ関連頭部外傷の診療を行なっています


スポーツ頭部外傷は適切なメディカルチェックを受けることが重要

スポーツ関連頭部外傷は頭部に対する衝撃により、受傷直後から、頭痛、吐き気、めまいなどの症状に代表される脳震盪や、架橋静脈の破綻による急性硬膜下出血、あるいは直撃損傷に伴う脳挫傷を認めることが知られています(図)。

脳震盪などの比較的軽微な頭部外傷を受傷後、2週間以内に再度頭部外傷を受けることにより「セカンドインパクト症候群」を生じる可能性もあり、その死亡率は50%程度とも言われています。

セカンドインパクト症候群では急性脳腫脹がその死因と言われており、その脳腫脹の原因としては、1度目の頭部外傷により薄い急性硬膜下血腫を生じ、症状が軽症であるため、スポーツ競技に復帰した際に、再度頭部受傷することにより急性脳腫脹が生じる可能性があります。

そのため1度目の受傷の際に、適切なメディカルチェックを受けることが重要です。



スポーツ関連頭部外傷から重症頭部外傷の診療、緊急手術体制を完備

日本大学病院は3名の日本脳神経外傷学会認定指導医が常勤しており、2021930日に日本脳神経外傷学会認定研修施設に承認されました。急性硬膜下血腫に代表される重症頭部外傷の診療や緊急手術体制を完備しています。

大学附属病院として、大学スポーツにおける頭部外傷を日常的に診療し、頭部外傷による事故を未然に防ぐため、初期診療から頭部MRIを主体とした画像評価を含め、スポーツ競技への復帰までの過程をサポートしています。

ボクシング等プロスポーツ選手の診療も行っており、研究面でもスポーツ関連頭部外傷に注力し関連する臨床研究を行っております。


事前の電話予約、他院からの紹介状なしで受診可能

スポーツ頭部外傷ではその特殊性から診療できる施設が少なく、その多くは紹介制です。当院では事前に電話予約いただければ、他院の紹介状なしで診療可能です(その場合、初診料の他に国で定められている選定療養費がかかります)

日本大学内に関わらず、中学、高校、大学生の部活動やプロスポーツにおけるスポーツ関連頭部外傷に関して、ご気軽にご相談ください。


日本大学病院 脳神経外科 小林真人

日本脳神経外科学会 認定指導医 大谷直樹、前田剛、小林真人


日本大学病院  脳神経外科では、スポーツ頭部外傷を含めた、脳腫瘍・頭蓋底疾患などの難治療、脳血管障害(脳血管内治療等)など、あらゆる脳神経外科疾患治療に24時間365日取り組んでいます。

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