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アイセンター

2022年9月号

助手 小野江 元
助手 小野江 元

 新型コロナウィルスによる感染は拡大の一途をたどり、第7波といわれておりますが(7月29日現在)、先生方におかれましては、大変なご苦労のなか、当センターに患者様をご紹介いただき、誠にありがとうございます。

  当センターでは硝子体内注射が昨年はついに年間9000件を超え、本年はそれを超えるペースで件数が増加しております。これも常々先生方に患者様をご紹介いただけております賜物でございます。誠にありがとうございます。

この硝子体内注射につきまして、当センターでの現状をご報告させていただきます。抗VEGF薬につきましては、ルセンティス、アイリーアに加えまして2020年に加齢黄斑変性に対するベオビュ、2021年に加齢黄斑変性、近視性脈絡膜新生血管に対するルセンティスのバイオシミラーであるラニビズマブBS、そして2022年に加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫に対するバビースモが実臨床に登場致しました。また、ルセンティスは薬価改定により4月から値段が下がり、ベオビュは6月から新規で糖尿病黄斑浮腫に対する適応を取得しております。これまでと比べまして、抗VEGF薬による治療の幅が増え、それぞれの患者様の対象の病態だけでなく、背景も考慮し、最適な治療を心がけております。引き続き、当センターへの患者様をご紹介いただけますと幸いです。

 最後に当センターの10月での異動につきまして、ご報告いたします。9月末日にてサージカル外来等を担当しておりました金子寛幸先生が退局となります。10月1日より、岩崎将典先生が板橋病院より着任となります。岩崎先生は、これまで黄斑円孔の研究をされてきて、当院でも引き続き硝子体手術含め担当していただく予定です。

何かと不便の多い日々が続いておりますが、この状況が一日も早く解消され、平穏な日々が取り戻せるよう心から願っております。


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