ニュースレター

整形外科センター

2022年11月号

整形外科医局長 冨塚孔明
整形外科医局長 冨塚孔明

 平素より整形外科センターに患者様をご紹介いただきありがとうございます。整形外科センターの冨塚孔明(とみづか よしあき)です。令和2年4月より日本大学病院整形外科の医局長を拝命し、はや2年半が経ちました。同時に、新型コロナウィルス感染症の蔓延からも2年半が経過し、当センターにおいても様々な苦境を乗り越えてまいりました。まだ、予断を許さない状況であり引き続き気を引き締めて診療に臨んでいきたいと思っております。


 さて、今回は私が専門としております手外科分野の当センターにおける診療内容と特徴について述べてまいりたいと思います。現在、当センターでは長岡正宏先生(非常勤)、谷本浩二先生、私の3名で手外科診療を行っており、対象疾患は外傷、変性疾患など多岐に渡ります。令和3年度に実施した代表的な手術は、手根管開放術27件、橈骨遠位端骨折に対する骨折観血的手術30件、腱断裂手術12件、手・指の骨折手術58件などで外傷手術は可及的早期に行っております。特に、手根管開放術は適応を決めて9割以上は内視鏡下に行っています。当センターにおける鏡視下手根管開放術は、手関節部に1㎝、手掌部に1㎝の切開創で施行しており、閉創後は創部を医療用ボンドで被覆し比較的早期から手洗いなどを許可しております。一方、術後合併症の発生率は1%未満であり、低侵襲かつ安全性も担保された術式と考えております。手根管症候群に関する臨床研究も行っておりますので、患者様がおられましたら是非ご紹介頂けましたら幸いです。また、手の手術の多くは局所麻酔あるいは腕神経叢ブロック麻酔下に行っており、日帰りあるいは1泊2日の短期入院で行っているのも特徴です。しかし、入院期間が短い反面、手術創部処置のほとんどが外来で行うこととなります。そのため、時折ご紹介ただいた患者様の創処置をご紹介いただいた先生方にお願いすることがございます。当センターでのフォローアップを継続しつつ、地域の先生方にも御紹介いただきました患者様の術後経過を一緒に診て頂ければと思っております。


 日本大学整形外科の手外科診療の礎を築き、発展に大変なご尽力を頂いた長岡正宏先生の当院での診療が令和5年3月末で終了となります。私は、入局当時から長岡先生にはご指導いただき、たくさん学ばせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。地域の先生方におかれましては、新型コロナウィルスの流行で難しい状況にあることとは思います。何卒お身体ご自愛頂き、もしお困りの症例などございましたらいつでも当センターにご紹介ください。


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