アイセンター
2023年1月号
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
2023年が幕を開けました。昨年も新春のご挨拶をさせて頂きましたが、今年も昨年同様にコロナ禍でのスタートとなり、コロナ禍もついに3年になろうとしています。当院では感染対策に力を入れ、幸い大きなクラスターは起こっておらず眼科も粛々と診療を続けております。私は現在診療業務担当の副院長でありますが、大きな問題もなく病院診療ができていることに、患者様をはじめ、速やかな医療連携にご協力頂いている医療関係の皆様のご協力に深く御礼申し上げます。引き続きご協力の程、宜しくお願い致します。
さて、当院眼科アイセンターにおいては網膜硝子体疾患を専門とし、サージカル部門とメディカル部門の2輪で、引き続き診療を続けていきたいと考えています。つきましては、後述の医師へのご紹介をお願い致します。
サージカル部門においては、昨年は板橋病院から岩﨑将典医師が赴任し、黄斑円孔の研究をされています。黄斑疾患から網膜剥離まで硝子体手術治療を得意としています。榊原拓也医師も売り出し中の硝子体サージャンであり安定した成績を残しています。また、白内障手術においては榊原拓也医師、河野通輝医師、宮田佳祐医師らが中心となり行っています。最近、網膜剥離の治療として見直され始めた気体網膜復位術については宮田佳祐医師が担当しています。
メディカル部門は森隆三郎診療教授を中心に田中公二准教授、若月優医師、小野江元医師を中心に行います。若月医師はロサンゼルス留学で加齢黄斑変性の画像解析を研究され、その成果を持って5月から復帰予定です。田中公二准教授は中心性漿液性脈絡網膜症、黄斑ジストロフィーにも詳しく、小野江元医師は静脈閉塞症など血管閉塞疾患を専門とし、網膜内科医として活躍されている表参道内科眼科の土屋徳弘医師のアドバイスを受け、血圧などの全身管理を含めた治療も行っています。
町田弓美子医師は神経眼科、涙道疾患を専門としていますが、外眼部手術、白内障手術にも長けています。
今年も『患者の見える』のために一丸となって邁進していきたいと思います。引き続き、今年1年日本大学病院アイセンターを宜しくお願い致します。
今年が、皆様にとって良い1年となることをお祈り申し上げます。