心筋シンチグラフィーまたは単に心筋シンチとも呼ばれている検査です。当院では開院時より最新の半導体SPECT装置(D-SPECT:ディー-スペクト)を国内で5番目に導入しており、患者さんの負担の少ない迅速な検査方法で、精度の高い診断を年間1000件近く実施しています。

この検査はアイソトープと呼ばれる心臓の血流量に応じて心臓に分布する薬を使って心臓の筋肉の血流分布を画像化する検査で、主に狭心症や心筋梗塞の診断に使われる検査です。また、これらの病気の治療中の方でも重症度の判定や治療方針を決める目的でも行われます。心臓CTも狭心症の診断に使われますが、心臓CTでは重症度の判定が難しいような心臓の動脈硬化を有する患者さんが、実際に治療の必要性があるかを判断するのにも用いることができます。当院には日本核医学会の専門医資格だけでなく, 米国の心臓核医学専門医資格(CBNC)も保有している医師2名が在籍しており世界標準の画像診断を実践しています。

 

撮影に使用している装置は最新の半導体SPECT (D-SPECT: ディースペクト)と呼ばれる小型の機械です。従来型の装置では両腕をあげて仰向けに寝た状態を20分程度続けて撮影を行いますが、この装置では座った状態で撮影することができます。(画像1, 2)

 

この検査では、心臓が安静にして楽な状態にある時の心臓の筋肉の血流と、運動などで負荷がかかった状態にある時の心臓の筋肉の血流をそれぞれ撮影し、血流分布に違いが生じていないか見比べることで、狭心症の有無を診断します。

当院では、最新の診断装置であるD-SPECTの利点を最大限に活用するために当施設で開発したSDI(エス・ディー・アイ)法と呼ばれる検査方法を実践しており、安全・安心な検査を実現しています。従来の装置で行われてきた心筋SPECT検査に比べ薬の使用量は少なく、短時間で高精度の検査を行えるようになっています。また、この検査で使われるアイソトープという撮影用の薬は、CTMRIで使われる造影剤と違い、腎臓に負担がかからないため、腎機能障害のある方でも安心して受けていただけます。

 

正確な検査を行うために、患者さんには検査当日朝食やお茶・コーヒーなどのカフェイン類はとらずに来院していただいていますが、水は飲んでいただいてかまいません。撮影は前半と後半の2回行います。 前半は約30分程度で終了し, 45分~1時間程度のお食事休憩後に約810分程度の撮影をして終了します。朝ごはんを食べずに来ていただく検査ですが、前半30分の検査が一旦終わりますと、途中でお食事休憩を取っていただきますので、みなさん特に負担を感じずに検査を受けていただいています。

 

画像では、安静時では心臓の筋肉に血液が全体に均等に分布していますが負荷時では心臓の血流が低下した部位が明らかになっており、狭心症があることが画像ではっきり分かります。また心臓CTとの融合画像によって病変の部位がさらに明確になります。(画像3,4)


(画像1)




(画像2)

(画像3)


(画像4)

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