本年５月６日に行われました関西学院大学アメリカンフットボール部と本学アメリカンフットボール部との定期戦におきまして，本学の所属選手が，危険な反則行為により関西学院大学の選手を負傷させてしまったことに対しまして，本学の教学責任者として，被害選手及び保護者並びに関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様に，深くお詫び申し上げますとともに，被害選手の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

すべてのアメリカンフットボール関係者の皆様はもとより，スポーツに携わる関係者の皆様にもご迷惑をおかけしたことにつきましても改めて深くお詫び申し上げます。

本事案につきましては，第三者委員会を設置し真相の解明を進めてまいります。現在，関東学生アメリカンフットボール連盟による調査も行われており，それらの結果を真摯に受け止めさせていただきます。

ここで，今回の騒動につきまして，本学に責任があることは重々承知しており，ご批判は，真摯に受け止めさせていただきます。

日本全国の皆様に私からお願いしたいことがございます。本学の学生・生徒等につきましては，日々勉学等に真剣に取り組んでおりますので，ぜひ彼らの成長を暖かくお見守りいただき，彼らの日常が平穏なものとなりますようにご協力をお願いいたします。

さらには，全国の本学卒業生の皆様には，今回の件で大変肩身の狭い思いをおかけしているところを深くお詫び申し上げます。ぜひ，本学の在学学生・生徒に対する暖かいご支援をお願い申し上げます。
 

本学アメリカンフットボール部にかかわる一連の問題に関しまして，学生・生徒及び保護者の皆様には多大なるご心配をおかけしております。さらには，本学の学生を，一人で記者会見の場に立たなければならない状況に追い込んでしまったことにつきまして，その責任を痛感しております。

私は本学の教学の責任者である学長として，当該学生については，一日も早く学業に復帰し，在学中はもとより，卒業後においても社会で活躍できるように，全力でサポートを行います。

また，「学生と向き合う」ことを第一に，全教職員を挙げて本学すべての学生・生徒に対する支援に取り組んでいくことを各部科校長に指示いたしました。一日も早く皆様が安心して平穏な環境の下で勉学に励めるように，さらには，一日も早く本学への信頼が回復されるように真摯に取り組んでまいります。