TOP

お知らせ

2020.9.23

令和2年度後学期授業について

学生の皆さんへ
  
 前学期授業については,皆さんと教職員の健康・安全を第一に,また皆さんの学修にも留意しながら,一部の科目を除いて,多くの授業がオンライン授業での実施となりました。このような想定外の事態に接し,皆さんには,新型コロナウイルス感染症拡大の影響による日常生活での制約に加えて,慣れないオンライン授業を受講しなければならないこと,キャンパスへの入構制限により,サークル活動などの課外活動が実施できず,友人に会う機会が失われたことなど,非常に辛い思いをされたことを痛切に感じております。特に1年生の皆さんは,ほとんどキャンパスに通うことができず,大きな不安を感じたことと思います。

 後学期授業については,学部等のホームページなどでお伝えしているとおり,「日本大学健康観察システム」を利用した皆さんの日々の体調把握及び健康管理を開始し,学部等でもキャンパス内での徹底した感染防止対策を整えたことから,対面授業とオンライン授業の併用により開始することとしました。

 政府による観光支援事業やイベントの人数制限の緩和などの人の流れを拡大する施策が進んでおりますが,感染症の収束はいまだ不透明な状況です。また,実際の授業運営においても,本学はキャンパスにより数千人の学生がおり,履修者の多い授業科目もあることから,対面授業を主とする授業展開は困難を要しますが,皆さんからの声も踏まえまして,10月以降,キャンパスへの入構者数や対面授業の拡大により,皆さんのキャンパスでの学生生活の機会を増やせるよう,検討していきます。

 なお,今後のオンライン授業については,前学期の授業運営に対する様々な声をもとに,より良い授業を皆さんが受講できるよう対策を講じています。

 具体的には,オンライン授業を実施してみてどうだったか,アンケートを実施し,学生と教員それぞれの立場での不満や改善点を把握しています。また,学生FD活動(CHAmmiT)を通じて,学生と教員がオンラインで直接話し合うことで,受講される皆さんの大変さを,より実感しています。これらの声を,教員間で共有する取組を実施し,授業改善に活かしています。

 この他,将来も見据え,後学期より全学共通でZoomビデオコミュニケーションズの「Zoomミーティング」を導入し,より統一感のある授業運営を行うとともに,新しい授業手法の開発を目指しています。

 当初,感染防止対策の一環として開始したオンライン授業は,改善への取組を行うなかで,対面授業の重要性を改めて認識する一方で,オンライン授業だからこそできることも明らかになってきました。このことは,オンライン授業が,対面授業実施までの「繋ぎ」ではなく,その運用方法により効果的な学修に繋がることを意味しており,皆さんが再びキャンパスでの学生生活に戻ったのちの授業や課外活動をより一層充実させるための,具体的な活用方法を検討していきます。

 以上の取組は,実際にオンライン授業を通じて,皆さんにも実感いただけるものと思います。

 このオンライン授業の実施に関する学費の減額あるいは一部返還を求める御意見についてですが,学費は,使用の目的により,授業料,施設設備資金あるいは実験実習料などに分かれており,これらは,入学から卒業(修了)そして学位授与に至る学修機会の確保のために必要な費用の総額になります。本学では,これを学年ごとに前学期と後学期に分割して納入をお願いしております。

 学費のうち,特に施設設備資金の返金に関する御意見について,施設設備資金は,教室や図書館などの施設設備に係る機器や施設の利用料ではなく,これらの維持,管理や拡充に向けて,皆さんの良好な教育環境を整えるために継続的に必要なものです。オンライン授業についても,学修機会の確保のため,対面授業と同様,厳格な成績評価基準と単位制度の趣旨に則り,皆さんの通信環境のサポートや教育教材を準備し,教育の質を考え取り組んでいることから,今般のオンライン化による教育料返還などと関連付けられるものではありません。皆さんには以上の点をどうぞ御理解ください。

 以上のことを踏まえながら,本学の重要な責務は,授業運営を滞りなく進め,皆さんの学修機会を確保することにあります。そのために,私たち教職員が相談窓口を充実させ引き続きサポートしますので,学生生活で不安に思うことあるいは相談したいことなどがありましたら,ぜひ学部等の対応窓口に御連絡ください。

 また,皆さんの日常生活においては,毎日の体調把握及び健康管理に努めながら,3密を避けるなど,外出時などの感染防止対策の徹底も心掛けて,学修に励んでください。
 
 なお,「新型コロナウイルス感染症拡大に対する日本大学の支援及び対応について」及び学部等のホームページの新型コロナウイルス感染症関連サイトを参考にしてください。
 
令和2年9月23日
日本大学理事長 田中 英壽
日本大学学長・日本大学短期大学部学長 加藤 直人