2024.12.19
重量挙部等における金銭不祥事に対する調査結果及び被害回復のご報告(総括)
1 ご報告とお詫び
本年7月12日、9月18日及び10月10日に公表致しました重量挙部等における金銭不祥事に対する調査が進み、これまで申し出があって被害が認められた被害者・保護者の皆様への返金手続がすべて終了致しましたので、ご報告申し上げます。
改めて本学として深くお詫び申し上げます。
2 重量挙部の幹部の不法行為について
⑴ 幹部の不法行為の概要
同幹部の不法行為の概要につきましては、本年7月12日に公表したとおりです。
⑵ 被害金額及び被害回復の実行状況
重量挙部に関しましては、平成17年度入学の奨学生を含めて返金の申し出がありました奨学生・元奨学生の部員・保護者58名の現時点までの被害金額は、合計5326万6430円であることが確定し、本学では、この対象者全員に対して、返金日までの遅延損害金を付け、本年中に58名全員の返金が完了予定です(本日までに56名の返金と2名の返金手続が完了)。なお、平成26年度以前入学の元部員から問い合わせがあったものの、元部員からの証憑類の提出はなく、本学側で調査を尽くしましたが、現段階では、被害の存在を確認できないケースが7件ありました。今後、元部員側から証憑類の提出がありましたら、誠実に対応していく方針です。
⑶ 責任追及の実行について
この点につきましては、本年9月18日の公表のとおり、進行中の手続もあり、現時点での公表を差し控えざるを得ないことをご理解いただければ幸甚です。
3 悉皆調査のご報告
⑴ 陸上競技部及びスケート部の不法行為の概要と責任追及
不法行為の概要につきましては、本学として、本年9月18日の公表3⑴アウエのとおり確定致しました。責任追及に関しましては、上記2⑶に同じです。被害金額及び被害回復の実行状況は、返金の申し出のあった奨学生・元奨学生の部員・保護者につきまして、陸上競技部25名の現時点までの被害金額は合計4417万円、スケート部は29名で、被害金額合計2399万2500円であることが確定しました。本学では、この対象者全員に対して、返金日までの遅延損害金を付け、本日までに全員に対する返金手続を終えました(12月23日までに返金完了予定)。
⑵ バスケットボール部
同部については、現在まで問い合わせも相談も返金を求める保護者もなく、本年11月末まで弁護士による保護者からの聴取を続けた結果、免除された納付金の一部の当該競技部への振込に関して了解していた旨の供述があり、不法行為が認められないことを確定致しました。使途は、本年9月18日の公表3⑴ウに同じです。
⑶ その他の競技部
その他の競技部につきましては、本年9月18日の公表3⑵⑶⑷のとおり、不法行為が認められないことを確定致しました。
4 再発防止策の実行について
本年7月12日のホームページでの公表の際に申し上げましたとおり、令和7年度入試(令和6年度実施)からは、すでに本学の入試制度全般の改革が実行されたことから、学費納入の手続は改められ、競技部が納付金を代理して受領することができない制度に改正されています。
また、昨年度から本学として進めている競技部の会計管理の刷新を含めた競技部の改善方策をさらに浸透させて、再発防止に注力致します。
5 電話相談
本学は、7月12日から11月12日までの間、説明会で相談を受けた場合を除き、重量挙部と他の悉皆調査も含めて合計で103件(同一人物からの複数回の架電を含む)の電話相談に対応してきました。この間、弁護士が待機し、必要に応じて対応して、被害の掘り起こしに努めて参りました。また、その後の1か月余り奨学生・元奨学生の保護者からの相談はありませんでした。
6 今後の対応について
今回の報告を以て総括的な報告と致します。ただし、引き続き、相談や返金の要請があれば、事実を確認させていただき、誠実に対処していく所存です。また、適時開示の方針に沿って、公表すべき事例があれば公表して参ります。
7 御礼と誓い
本件に関しまして、多くの貴重なご批判・ご意見を賜りますとともに、改善改革への取組み並びに一般学生、競技部学生及び教職員の立場へのご理解をいただきましたことに感謝申し上げます。
改めて、社会的信頼の回復に向けて、本学全般の改善改革に向けて最善の努力を続けていくことを誓います。
本年7月12日、9月18日及び10月10日に公表致しました重量挙部等における金銭不祥事に対する調査が進み、これまで申し出があって被害が認められた被害者・保護者の皆様への返金手続がすべて終了致しましたので、ご報告申し上げます。
改めて本学として深くお詫び申し上げます。
2 重量挙部の幹部の不法行為について
⑴ 幹部の不法行為の概要
同幹部の不法行為の概要につきましては、本年7月12日に公表したとおりです。
⑵ 被害金額及び被害回復の実行状況
重量挙部に関しましては、平成17年度入学の奨学生を含めて返金の申し出がありました奨学生・元奨学生の部員・保護者58名の現時点までの被害金額は、合計5326万6430円であることが確定し、本学では、この対象者全員に対して、返金日までの遅延損害金を付け、本年中に58名全員の返金が完了予定です(本日までに56名の返金と2名の返金手続が完了)。なお、平成26年度以前入学の元部員から問い合わせがあったものの、元部員からの証憑類の提出はなく、本学側で調査を尽くしましたが、現段階では、被害の存在を確認できないケースが7件ありました。今後、元部員側から証憑類の提出がありましたら、誠実に対応していく方針です。
⑶ 責任追及の実行について
この点につきましては、本年9月18日の公表のとおり、進行中の手続もあり、現時点での公表を差し控えざるを得ないことをご理解いただければ幸甚です。
3 悉皆調査のご報告
⑴ 陸上競技部及びスケート部の不法行為の概要と責任追及
不法行為の概要につきましては、本学として、本年9月18日の公表3⑴アウエのとおり確定致しました。責任追及に関しましては、上記2⑶に同じです。被害金額及び被害回復の実行状況は、返金の申し出のあった奨学生・元奨学生の部員・保護者につきまして、陸上競技部25名の現時点までの被害金額は合計4417万円、スケート部は29名で、被害金額合計2399万2500円であることが確定しました。本学では、この対象者全員に対して、返金日までの遅延損害金を付け、本日までに全員に対する返金手続を終えました(12月23日までに返金完了予定)。
⑵ バスケットボール部
同部については、現在まで問い合わせも相談も返金を求める保護者もなく、本年11月末まで弁護士による保護者からの聴取を続けた結果、免除された納付金の一部の当該競技部への振込に関して了解していた旨の供述があり、不法行為が認められないことを確定致しました。使途は、本年9月18日の公表3⑴ウに同じです。
⑶ その他の競技部
その他の競技部につきましては、本年9月18日の公表3⑵⑶⑷のとおり、不法行為が認められないことを確定致しました。
4 再発防止策の実行について
本年7月12日のホームページでの公表の際に申し上げましたとおり、令和7年度入試(令和6年度実施)からは、すでに本学の入試制度全般の改革が実行されたことから、学費納入の手続は改められ、競技部が納付金を代理して受領することができない制度に改正されています。
また、昨年度から本学として進めている競技部の会計管理の刷新を含めた競技部の改善方策をさらに浸透させて、再発防止に注力致します。
5 電話相談
本学は、7月12日から11月12日までの間、説明会で相談を受けた場合を除き、重量挙部と他の悉皆調査も含めて合計で103件(同一人物からの複数回の架電を含む)の電話相談に対応してきました。この間、弁護士が待機し、必要に応じて対応して、被害の掘り起こしに努めて参りました。また、その後の1か月余り奨学生・元奨学生の保護者からの相談はありませんでした。
6 今後の対応について
今回の報告を以て総括的な報告と致します。ただし、引き続き、相談や返金の要請があれば、事実を確認させていただき、誠実に対処していく所存です。また、適時開示の方針に沿って、公表すべき事例があれば公表して参ります。
7 御礼と誓い
本件に関しまして、多くの貴重なご批判・ご意見を賜りますとともに、改善改革への取組み並びに一般学生、競技部学生及び教職員の立場へのご理解をいただきましたことに感謝申し上げます。
改めて、社会的信頼の回復に向けて、本学全般の改善改革に向けて最善の努力を続けていくことを誓います。
令和6年12月19日
日 本 大 学
